最近の主な実施テーマ        

 

『教育訓練給付制度』厚生労働大臣指定講座

*S&E公開セミナー最近の主な実施テーマ*

 本セミナーは技術者に求められる能力(高度な専門知識・技術の習得、高度に集積される情報を判断・選択する能力、変化する事情に応じた問題解決能力、複合的な分野での管理能力)の向上を目指したプログラムです。
 講師は、日本の科学技術を先導する110人を中心に各分野の超一流講師を招聘しています。

平成22年5月16日

技術を「魅せる化」するテクノロジーブランディング

講 師:佐藤 好彦 先生  潟Nイントセンス 代表取締役 テクノロジーブランディング研究会 代表

内 容:テクノロジーブランディングは、技術という見えにくい資産をライセンスするだけではなく、それをブランドにするための様々なコミュニケーション活動やマネジメント戦略を組み合わせ、発展させることで市場における競争優位の獲得と長期収益の確保に有効であるという証明と考え方。ユーザーに認知され、信頼を得ようと努力し続けるさまざまな企業の取り組みとその可能性について詳述。 
平成22年4月18日

人を支援する技術

講 師:巖淵 守 先生   東京大学 先端科学技術研究センター 特任准教授

内 容:支援テクノロジーの利用は、加齢による心身機能の低下、病気・ケガ、障害によって誰もが生活に不自由する可能性がある。様々なバリアを抱える人々に役立つテクノロジーの利用推進、それを通じた多様性を受け入れる社会の実現を目指し、情報技術応用やコミュニケーション支援に関して詳述する。 
平成22年3月7日

技術革新はどう行われてきたか
    ―新しい価値創造に向けて―

講 師:馬渕 浩一  名古屋市科学館 主任学芸員

内 容:技術史の研究成果は技術革新の研究に貢献するところが大きいと考える。ステレオタイプの成功事例や偉人伝とは一線を画し、技術革新の要因を歴史的に検証する客観性を担保するのは、技術革新以前の段階を正確に評価するとともに、何が作用して、どの水準まで技術が高められたのかを分析することにあると考える。 
平成22年2月7日(日)

いま、技術者があぶない

講 師:森 和義    (有)森テクノマネジメント代表、元叶_戸製鋼所

内 容:インターネットの拡大や情報通信メディアの発展によって、世界的にビジネスがリアルタイムになり、技術者もフロントプロセッサーとしてビジネスの前面に立たざるを得ない。経営幹部は企業経営に直結する技術的課題を明確にし、その解決のために技術者を活用すべきであり、技術者が技術者魂の発揚ともいうべき真の底力を発揮できることを願い、企業経営における技術と技術者の問題にメスを入れる。また、海外の技術協力についても述べる。 
平成21年12月6日

エネルギー・ライフを考える 〜社会科学の視点から〜

講師:帆足 興次   江戸川大学名誉教授NPO:社会システム研究フォーラム

内容:物質移入のない状態で宇宙空間に浮かぶ惑星、地球。46億年を経て形成された貴重な資源をエネルギー源や原材料として利用しつつ発展してきた国々。それゆえに、石油を始めとする化石資源の有限性が現実に近づくとするピークオイルに関する予測や、資源確保を巡る国家間の対立などが注目される今日。また、排熱のたまり場としての大気圏や、そこでの二酸化炭素濃度増を主因とする地球温暖化への危惧。こうした諸問題を概説したのち、二酸化炭素を有用資源のひとつとして活用する可能性と、それに必須な原子力発電の今後について展望し、豊かで安定なエネルギー供給なくしては享受しえない現代の生活、いわばエネルギー・ライフをこれからの世代にも伝承する方策について考える。 
平成21年11月15日(日)

知識創造工学

講 師:技術の進展状況により適宜適切な最高峰の講師を招聘します。

内 容:情報技術環境は、その規模および複雑性を増しているが、中でも、何らかの形で利用者とのインタラクティビティを提供するsoftware-intensiveなシステムは、社会のあらゆる局面において重要性を増している。利用者となる人間にとってより快適な情報技術環境を実現するための知的創造活動を支援する方策・指針について詳述する。 
平成21年10月18日(日)

抗体医薬の開発

講 師:浜窪 隆雄  東京大学 先端科学技術研究センター 教授

内 容:癌を中心に現在有効効な治療法が確立されていない動脈硬化症、アルツハイマー病、ウイルス感染症などの疾患に対する抗体医薬の作製プロジェクトに最も注力し、心血を注いでいる講師が、「抗体医薬は単純に高分子医薬と考えられがちですが、たくさんの基盤技術からなっていて、またいろいろと広がりが考えられる」など講師の研究・成果などを詳述する。 
平成21年9月6日(日)
iPS細胞
    ―ヒトはどこまで再生できるか?―

講 師:技術の進展・事例等により最適の講師を招聘します。

内 容:京都大学山中伸弥教授らの衝撃的な発表から2年が経過したiPS細胞。再生医学的応用の可能性に求められることが多い、iPS細胞が万能細胞といわれるのはなぜか?、どこまで「からだ」を再生できるのか?、クローン技術とは何が違うのか?そもそもiPS細胞とは、から再生医療の最前線を分かりやすく詳述。 
平成21年7月5日(日)
化学認識機能材料

講 師:宮山 勝 東京大学 先端科学技術研究センター 教授

内 容:物質のもつ化学エネルギーを高効率で取り出す電池材料、エネルギーを有効に用いて情報の変換・記録を行う強誘電体材料などを対象に、新規機能・材料の設計と創製、機能発現機構、材料創製のための化学プロセシングに関する研究の講師が、中温作動型燃料電池と材料開発、高出力電気化学スーパーキャパシタ用電極材料を中心に詳述。 
平成21年5月17日(日)
技術潮流の変化を読む

講 師:児玉 文雄 芝浦工業大学 大学院 教授,東京大学 名誉教授

内 容:加速する「技術・産業のパラダイム」の転換サイクルを正しく見極める方法とは?「技術の本質の理解」「広い視野と展望力」に裏打ちされた戦略転換のための方策について事例とともに詳述。 
平成21年4月19日(日)
実践のための技術倫理

講 師:野城 智也 東京大学 生産技術研究所 教授

内 容:創造的で自信に満ちた意思決定ができるような組織環境を整え、さらなる技術革新を生み出すために、受動的な「萎縮の技術倫理」から能動的な「元気の出る」技術倫理を実現していくための詳細について事例とともに詳述。 
平成21年3月1日(日)
生命に学ぶシステムデザイン
     ―知能化から生命化へのパラダイムシフト―

講 師:谷下 一夫  慶応義塾大学 大学院 理工学研究科 教授

内 容:工学パラダイムの進展を、高性能化から知能化へ、そしてシステムとしての生命に学ぶ生命化へととらえて、新しいシステムデザインの方法を模索し、生命化概念を基にした新しい着想と方法論について紹介する。 
平成21年2月8日(日)
チャレンジ精神の源流
     ―プロジェクト]の経営学―

講 師:具 承桓 京都産業大学 大学院マネジメント研究科 准教授

内 容:NHKの人気番組であった「プロジェクト]」の面白さはどこにあったのか。様々な経営学的手法を駆使して、その秘密に迫り、経営学の先行理論や学説と比較しながら戦略論、組織論、リーダー論、等々の経営学的観点から新たに捉え直す試みを紹介する。 
平成20年12月7日(日)
製品開発の組織能力

講 師:黒川 文子 獨協大学 経済学部 教授

内 容: IT革命、部品のモジュール化、環境規制の下で、これから何を変革しなければならないのか。競争優位企業の製品開発マネジメントはどのように築き上げられてきたのかを日本と世界の企業を例に企業の製品開発と組織能力を考察し、これからの環境の変化に適応する製品開発方式を探究する。 
平成20年11月9日(日)
新人間学 ―脳科学とXX―

講 師:小泉 英明  (株)日立製作所 フェロー(役員),東京大学 先端科学技術研究センター客員教授

内 容:「人々の安寧とよりよき生存」を目指し、自然科学と人文学・社会科学を架橋・融合した新領域は、人間の「脳」の所産という俯瞰統合的な視座から「新・人間学」と名付けた広範な新領域。XXとは教育・倫理・規範・芸術・経済・社会などの各々を指す。実証基調のアプローチのために近赤外光トポグラフィをさらに前進させ、脳の進化を拠り所としつつ、人間の営みを脳の活動として解析する。 
平成20年10月19日(日)
バイオナノマテリアル

講 師:芹澤 武 東京大学 先端科学技術研究センター 准教授

内 容:合成ポリマーやその集合体をターゲットとして、これらに特異的に結合するペプチドを探索し、得られたペプチドをポリマー関連のナノマテリアルとして応用、またマテリアル表面をナノメートルスケールの薄膜でコーティングし、新たな表面機能を付与する研究について詳述する。 
平成20年9月7日(日)
テーマ:モチベーション技法と目標管理

講 師:金津 健治 (学)産業能率大学 主幹研究員

内 容:目標管理の定着化と成功のカギは、運用の工夫・ノウハウをいかに管理者が共有するかにあり、導入の成功例・失敗例からその教訓を学び、目標・仕事と部下を関係付けるモチベーション技法を紹介する。講師の日本能率協会コンサルティングでの豊富な経験に基づく企業のトライアルノウハウの集大成。 
平成20年7月6日(日)
テーマ:人間情報工学  −福祉工学− 

講 師:伊福部 達  東京大学 先端科学技術研究センター 教授

内 容:「話す」「聞く」「見る」ための機能や「手足」の機能を技術で支援するため、音声自動字幕システム、声を触覚に介して伝えるタクタイルエイド、人工音声生成、触覚ジョグダイヤル、障害物を立体音や複合現実感技術で知らせるバーチャルリアリティ、弱った手足の補強やリハビリテーションのための水素で動かすMHソフトアクチュエータ、100年前にロウ管に録音された歌や語りを再生・修復するなどの研究を行っている講師がこれまでの成果と今後の課題について
平成20年5月18日(日)
−脳波で立体映像を操作する−
     VR(バーチャルリアリティ)技術を利用した「脳・コンピュータインターフェイス」

講 師:唐山 英明 東京大学 大学院 情報理工学系研究科 特任助教授

内 容:脳・コンピュータインターフェイスによって、脳活動だけでコンピュータや機械の操作が可能となってきた。VR技術を利用し、脳波で立体映像の操作や家電製品操作、車椅子・義手足などの機械操作系、また講師が研究している仮想都市内の異動操作やロボットカメラなどのリモート操作などについて詳述する。
平成20年4月20日(日)
失敗の予防学

講 師:中尾 政之  東京大学 大学院 工学系研究科 教授,工学博士

内 容:人間は必ず失敗する。しかも同じような失敗を繰り返す。しかし、自分の失敗をきちんと知識化、教訓化することで再発を防ぐだけでなく、逆に失敗しないようなスキルやノウハウを積み上げて質の高い仕事をするための絶好のチャンスにすることもできる。TV・マスコミでも活躍の失敗学の第一人者が過去の失敗例を科学的に徹底的に解剖して、その予防策を体系的に分かりやすく詳述。
平成20年3月2日(日)
脳 学 −アッ!いま、科学の進む音がした−

講 師:石浦 章一  東京大学 大学院 総合文化研究科 教授,理学博士

内 容:アッ!いま、科学の進む音がした、は折に触れて脳科学の進歩があったと感じたときに書き溜めていたものの集大成として8月20日に同名の書籍を発刊しました。脳科学の時代に最新の脳研究の流れを確認され、皆様のシャープな感性に少しでもゆらぎを生じさせることができれば嬉しく思います。脳科学の全体像、心を解明する生命科学、バイオテクノロジーで脳に迫る、を中心に視覚と味覚の脳科学等々を詳述する。
平成20年2月3日(日)
「組織と個人」のマネジメント

講 師:渡辺 峻  立命館大学 プロフェッショナルスクール 教授

内 容:個人の側の「働き方」と組織の側の「働かせ方」が大きく変容しつつある。どうしたら個々人が「生きがい」や「満足」を感じる組織が実現できるのか。個人は組織の中でどのような働き方をすれば良いのだろうか。組織と個人をめぐる諸問題に理論と実際例から迫り、望ましいあり方を探究する。
平成19年12月9日(日)
安全学

講 師:古田 一雄  東京大学 大学院 新領域創成科学研究科 教授

内 容:安全な人工物を実現するために安全工学が成立した。しかし、安全のためには人工物だけの対象ではなく、利用する人のことも考慮しなければならない。安全学は、技術的側面のみならず社会的側面をも包括的に扱う学術分野。今や安全は「モノづくり」の問題にとどまらず、人間、社会、環境の側面を巻き込んで、非常に広い領域に関連している。安全を理解し、確保するための知識と方法論を詳述。 
平成19年11月18日(日)
技術者のものづくり問題解決法

講 師:高橋 昭夫  (株)コンサルテイメント 代表取締役

内 容:技術者が研究、開発、設計、改善、対策などの技術課題を解決するためのものの
見方や考え方を事例を交えて詳述。 
平成19年10月21日(日)

ユビキタステクノロジーの全貌

講 師:上野 春樹 国立情報学研究所 教授 前東京大学大学院 情報理工学研究系 教授

内 容:ユビキタステクノロジーにはユビキタスコンピューティングとユビキタスネットワーキングという2つの側面がある。この側面からユビキタス社会の全体像と日本文化の科学技術的考察、ロボット、グリッド・コンピューティング、e-Learningおよび科学技術倫理、ユビキタステクノロジーの未来の進化などを詳述。 
平成19年9月9日(日)
植物原料からつくる高性能高分子材料

講 師:宇山 浩 大阪大学 大学院 工学研究科 教授

内 容:植物原料を用いるバイオベースポリマーが注目されている。油脂ベースの高分子材料は既存の硬質系バイオベースポリマーでカバーできない分野での用途が期待され、無機または有機化合物との複合で物性・機能の向上や新機能が発見された。新しいタイプの形状記憶ポリマーを開発した講師が植物原料からつくる高性能高分子材料を紹介する。 
平成19年5月20日(日)
−ユビキタス技術− センサネットワーク

講 師:阪田 史郎  元日本電気樺央研究所 千葉大学 工学部 教授長

内 容:各種の多数のセンサ群をネットワーク化し、その間での同期や協調を行いながら効果的に機能するセンサネットワーク。研究開発から四半世紀が経ち、センサデバイスの小型軽量化、省電力化、高機能・高精度化に伴って実用化が進展している。近未来の実用化をめざした応用システム例や応用分野、センサネットワークに関連する様々な技術について詳述。 
平成19年4月15日(日)
バイオメトリックセキュリティ  ―生体認証―

講 師:バイオメトリクスワーキンググループBWG(英国政府主管)から講師を招聘します
内 容: サイバー空間にアクセスを希望する場合、その人はどこにいて、誰であるかを特定することが重要となり、この個人認証にはバイオメトリック技術が有効な手段として注目されている。このバイオメトリック技術について概要から認証モデル、システムの脆弱性など今後の技術開発に必要な課題並びに現状の開発状況について詳述する。 
 平成19年3月4日(日)
イノベーションリーダーマネジメント

講 師:阪本 大介 且O菱総合研究所 産業政策研究部 主任研究員

内 容: どんなに深い専門知識や専門技能を有する人材を豊富に有していても、イノベーション実現のために有効に使いこなさなければ宝の持ち腐れとなる。専門知識等を持つ人材をイノベーション展開のために有効に使いこなし、継続的なイノベーションを実現させる新しいマネジメントの手法を詳述する。
平成19年2月4日(日)
グルコース−空気生物燃料電池

講 師:谷口 功 熊本大学 工学部 物質生命化学科 教授
内 容: 糖−空気生物燃料電池は、安全で環境負荷が少なく、資源的にも豊富なバイオマスなどをエネルギー源とした電池と、酵素などの生体系の優れた触媒機能に注目して、さまざまなエネルギー源から電気エネルギーを取り出す仕組みの電池との両者を指す言葉として使われている。幅広い展開が期待され、最近急速に注目されてきた空気生物燃料電池について詳述。

平成181210日(日)
ナノテクノロジーの最新技術動向

講 師:塚田 捷 早稲田大学大学院 教授 東京大学名誉教授
内 容: 各種ナノ構造系の設計と生成、構造の観察と性質の測定、基礎原理の構築と理論解析、機能の予測と発見、実用研究への展開からナノ技術の基盤となる走査トンネル顕微鏡、ナノデバイス、カーボンナノチューブ、クラスター、単分子エレクトロニクス、ナノ構造制御触媒、etc技術の最新動向と世界のナノテクノロジーの現在・未来を詳述。

平成181119日(日)
高温構造物性解析

講 師:八島 正知 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 助教授
内 容: 物性研究が極低温状態での解析が常識の中で、材料の合成や使用環境は高温下が多く、実環境での解析が実用的と高温での構造物性解析という特徴ある研究を行っている講師が、日本で初めて1000度Cから1600度Cの高温で実現した高温中性子解析や高温・高速・高分解能がそろった初の装置を開発して高温分野で威力を発揮しているX線解析などを詳述。

平成181015日(日)
TRIZを活用した開発設計段階の原価革新

講 師:大塚 泰雄 MEマネジメントサービス 取締役
内 容: TRIZは世界の発明原理の法則性を使った革新的技術開発技法。このTRIZを活用して開発設計段階での理想標準原価の追求について事例を紹介しながら、技術的問題を物質−場の分析で3つの切り口から詳述。TRIZのツールを活用した演習も行う。

平成18924日(日)
業績直結型インパクト計画

講 師:潟Cンパクト・コンサルティングから講師を招聘します。
内 容: 技術部門は、非定型、非繰り返しのプロジェクト業務。そのテーマ、開発目標、人、組織、業務など各々の課題を同時に検討できるのはけいかくを立てる時であり、計画段階における課題解決こそがホワイトカラーの知的生産性。このコンセプトのもとに数千人の技術者と共に試行錯誤を経て実証されてきた手法。事例とともに詳述。

平成18年8月27日(日)
デジタルエンジニアリングシステム

講 師:鈴木 宏正  東京大学 先端科学技術研究センター 教授
内 容: ものづくり(設計・製造)の基幹は、ものを定義する情報と、ものを作るための情報とを処理するプロセス。実践フィールドとの連携で、3次元空間や形状及びスキャニング情報を扱うモデリング技術を武器に、その問題解決を目指し、製品開発力強化のためのデジタルエンジニアリングシステムについて詳述。さらにCGや人体モデリングへと展開。
平成18年7月30日(日)
価値創造学

講 師:福田 収一  首都大学東京(旧東京都立科学技術大学)教授  IEEE、ASME役員
内 容:これからの知価社会において、知価は市場ではなく個人個人の知識、経験に基づく価値観で決定される。技術者は創造した知の価値を評価できる新しいマーケットを創造してゆかなければならない。そのために重要なコミュニケーション、創造性、リーダーシップ、チームワーキング、PBLなど詳述。
平成18年5月21日(日)
情報ネットワークと情報活用

講 師:内木 哲也  埼玉大学 教養学部 助教授
内 容:インターネットがあらゆる分野に浸透し、ビジネスのための多くの情報システムがインターネット対応に変化している現状を踏まえ、情報の収集から蓄積、処理、表現という一連の情報活用の過程で必要な知識や今後の動向について事例を交え詳述する。
平成18年4月16(日)
感 情 情 報 学
―心と心のコミュニケーションに向けて―

講 師: 原島 博  東京大学 大学院 電子情報工学専攻 教授
内 容: 仮想(VR)空間の精度は上がり、マルチーダルな商品も開発されている。しかし、多くの刺激を外部から与えすぎると想像力の働く余地もなくなりそうだと心配になる。できれば外部からの刺激をきっかけに、心に抱いているものが膨らんで互いに通じ合いたい。そこで生まれた感動は外からの刺激がなくても永続して、心と心がつながっているという意識として残る。そんな理想に向けて感性を捉えてみようと試みた。
平成18年3月21日(火・祝日) 10:00〜17:00
−製品開発における意思決定プロセスの体系化ー
      ステージゲート法

講 師: 森本 弘(ステージゲートプロセス日本代表)先生
内 容: 製品開発における問題解決のために、多くの欧米企業で導入され、開発期間短縮や開発費削減などの効果を出している手法。製品開発における課題を明確にし、意思決定プロセスのステージとゲート報告での評価基準やout putおよびゲートミーティングでのルールの実際などコンサルティング現場での実践経験をもとにリアルに詳述。
平成17年12月3日(土)
光学部品の評価方法の考え方

講 師:室谷 裕志  東海大学 工学部光工学専攻講師、工学博士、本会会員 
内 容:21世紀は光の時代と言われ、光学部品特に光学薄膜の需要は大きく伸びている。この光学薄膜を高機能化・高品質化していくために必要な「正しく評価するための理論と実例」「高機能化・高品質化の考え方」「光学薄膜作製」など実例を交え詳述。
平成17年11月13日(日)
未 来 開 発 力

講 師:大岩 和夫 鰍eIMC 代表取締役 鞄本能率協会コンサルティング取締役
内 容:未来開発力とは、未来(将来)に影響をおよぼすために、何を行うかをデッサンし、その実現に向けてビジョン・技術・プロセス等を開発すること。「未来への視点」から「未来からの視点」へ、「技術→商品→事業」から「市場創造→技術→事業」へ、独自の強み、独自の強、etcなど詳述。各企業の事例も紹介。
平成17年9月25日(日)
高分子材料の最新技術
 
講師:松浦 一雄 KMテクノリサーチ 代表
最新技術動向により開催直前に講師を招聘します。
内 容:スーパー汎用ポリマーからエネルギー問題までの重要テーマを抽出して先端材料開発、先端応用技術についての現状や動向を詳述し、新材料開発へのヒントや応用技術へのアプローチを図る。
平成17年8月20日(土)
水素エネルギーと周辺技術の開発状況


講師:岡野 一清  水素エネルギー協会
内容:クリーンな水素エネルギーの市場導入が期待され、最も注目されているのが燃料電池自動車。しかし、自動車用電源だけが用途ではなく、多くの利用技術が研究されている。
今後水素の利用技術の商業化と、水素インフラの構築、機器のコスト低減やコンパクト化、標準化も必要。これら利用技術・周辺技術の開発状況について詳述。
平成17年5月22日(日)
迷路の中のテクノロジー

 
講師:村上 陽一郎 国際基督教大学教授 元東京大学先端科学技術研究センター長
内容:技術的な発想は「唯一解を求めない」。唯一解的な方法の一つの生産効率至上主義も既にほころび技術の方向性もほころんでいる。日本は応用技術に強ければ強いところを、技術者自身は自分の強いところを積極的に捉えることが必要。高名な講師が唯一解を求めぬ発想で混迷する技術の指針を詳述。
平成17年3月13日(日)
Enhance your "Engineer−Skills"
「技術者力」の高め方

講師:水島 温夫 (有)フィフティ・アワーズ代表取締役
内容:長年のコンサルティング経験から、技術者は潜在力がありながら自分の技術力を
出し切れていないと思う。
戦略思考で「日本技術者」としての強みをいかに最大限に出し切るか?講師が開発した
技術者力の高め方について詳述する。
平成17年2月6日(日)  選択科目
源流型開発プロセス革新

講師:日本能率協会コンサルティング RD&Eグループから招聘
内容:開発プロセスを革新し、さらにチームの基盤を高めるための総合革新活動をいかに推進するかの視点を講義し、また手法の学習およびケーススタディを通じて、実務成果直結の源流型開発プロセス革新のテクニックを詳述。
平成16年11月14日(日)  選択科目
高信頼性材料

講師:相澤 龍彦  東京大学先端科学技術研究センター 教授
内容:2次電池・熱電・ナノポーラス・ナノグラニュラー磁性材料・水素吸蔵合金などの固相創成、デバイス・モジュール化に向けてのグリーン成形プロセシング、リサイクルを思考したMg/Al合金に代表される軽量合金のバリアフリープロセシング、イオン注入・プラズマ処理などによる表面材料の高機能化・診断に関する研究成果について詳述。
平成16年10月3日(日) 選択科目
−製品開発の変革ソリューション−

IPD(Integrated Product Development) 

講 師: 日本IBM社より講師を招聘
内 容:IPDとは「統合製品開発」。製造業の製品開発に関わる領域をターゲットにしたコンセプトで、市場で最も受け入れられる商品の開発を、事業の視点で最も迅速、かつ効率よく行うために、製品の開発から終了までのライフサイクルにわたり開発プロセス・開発体制・ITを統治する統合的な仕組みを詳述。
平成16年7月11日(日) 選択科目
製品コストダウン

講 師: 中森 清美  日本能率協会コンサルティング シニアコンサルタント
内 容:コストダウン10の原則、原価費目とコストダウンの考え方やバラエティ・リオダクション、デザイン・ツー・コスト、ダイレクト・コストダウン、図面ベースコストダウン、トータル・コストダウンなどの具体的手法とその特徴などを長年のコンサルタント経験から豊富な事例を交え詳述。
平成16年5月23(日) 選択科目
−意思決定のための−
  分析技術

講 師: 今井 繁之  潟Vンキング・マネジメント研究所 代表取締役所長
内 容:実務上で抱えるどのような状況に直面しても、独力で解決策を見出し得るような応用力のある思考力が必要とされる。しかもスピードが肝心。この毎日の業務で直面する課題・問題解決の手順を理論だけではなく、意思決定のための分析や技術を具体的に詳述。
平成16年4月24日(土) 選択科目
−思考の法則性を使ったモノづくりの考え方−
  革新的技術開発の技法「TRIZ」


講 師: 冨樫 伸行 椛n造開発イニシアチブ 取締役TRIZコンサルタント
内 容:アメリカの産業界でも大ブレイクしたTRIZ。発明とは矛盾問題を解決すること、40の発明原理が解決へ導く、技術進化にはパターンがある、技術進化のトレンドで、技術開発の方向が読める。この思考の法則性を使った革新的技術開発技法TRIZの考え方や事例などを詳述。
平成16年3月21日(日) 選択科目
−研究開発部門から生産部門へ−
       技術移転


講 師: 丸山 瑛一  理化学研究所 フロンティア研究システム長 政策研究大学院大学 教授
                元鞄立製作所 技術長
内 容:研究開発部門にとって最大の難関は研究成果の生産部門への技術移転。有望だと思われた新しい技術成果が沈んでしまうのは圧倒的にこの段階が多い。この技術移転について撮像管「サチコン」「ハーピコン」などの研究実績を持ち、基礎研究1%論で知られる講師が企業や産学協同などケースを詳述。
ナレッジマネジメントによるテクノロジーマネジメント H16.2.8

講 師:山本 尚利  国際技術経営コンサルタント 早稲田大学ビジネススクール
          MOT専任客員教授

内 容:インターネットの普及と供に、技術経営へのナレッジマネジメントの応用が不可欠で、いかに技術経営の質的生産性向上に貢献するかを、技術資産化プロセスから技術戦略の立て方、技術ナレッジメントの進め方、ナレッジマネジメントのためのネット戦略構築の進め方、また技術ナレッジマネジメント体制の確立による新製品開発の効率化などを事例を交え詳述。
−最速で開発し・最短で納める− H15.11.29
     プロジェクトマネジメント

講 師:村上 悟  ゴール・システム・コンサルティング(株) 代表取締役

内 容:開発業務やプロジェクト業務を最短にして、高い成果を得ることができるか。TOC(制約条件の理論)の考え方を用い、 プロジェクトを構成する様々な要素を最適にコントロールするTOCのプロジェクト管理手法=クリティカル・チェーンについて詳述する。
スーパー右脳  H15.10.19

講師:廣瀬 明 東京大学 新領域創成科学研究科 助教授

内容:神経パルスの研究によると、生体特に脳において位相情報が重要な役割を果たしている。生物の情報処理原理とその機構を取り入れ、物理的解析手法と電子工学的な構築手法によって、視覚装置やレーザーなどの情報処理デバイスの設計原理を探究している講師が研究成果、課題などを詳述。
−意思決定のための− 分析の技術 H15.7.27

 講 師:後 正武 鞄結槃ネジメントコンサルタンツ代表取締役

 内 容:分析は、大きさ・分けて・比較して、時系列の4つの基本を考え、これに実践的な工夫を加え、幾つかの手法を単独に使うのではなく、組み合わせ、併用して複雑な事象を解明することが要求される。これが勘や情緒的反応に流されがちな判断に合理性の光を当て正しい結論に導く、という講師が事象を交え詳述。
−Enterprise Information Portal− 組織のスピード化とコスト削減を実現するEIP
                                                                 H15.5.18

 講 師:日本能率協会マネジメントセンター EIP研究会の講師を招聘しています。

 内 容:優れた組織とは、第1にスピード感覚を持っていること、第2に考える力を持っていること。特に、開発、生産、営業など現場のスピードが重要です。EIPは、この現場、つまり組織全体のスピードを向上させるITツール。EIPの考え方や技術を導入企業の実例から詳述する。
液晶材料の用途拡大技術 H15.4.5

講 師: 池 田  富 樹 東京工業大学 資源化学研究所 教授
                                     
内 容: 液晶材料の持つ潜在力に注目し、「曲がる薄膜」を開発。この薄膜は、紫外光を当てると分子が反る変形、緑色光を当てると元に戻る。講師は「材料をどういう状態で使うのか?応用のノウハウが重要」と言う。ホログラム、メモリー材料を始め表示用以外の応用についての研究成果・過程を詳述。
高分子材料の高次構造制御 H15.3.2

講 師: 宮田 清蔵 東京農工大学 学長
                                     
内 容: 高次構造制御とは、化学構造は変えず、分子の集合状態を制御することで、高分子材料の極限の性質を引き出す。導電性プラスチックの新しい重合プロセスを発案し、導電性ポリマーのネットワーク構造化に成功した講師が導電性高分子、またレーザー光の波長や屈折率を変える非線形光学材料を中心に詳述。
クローンは悪魔の科学か? H15.2.16

講 師: 輕部 征夫 東京大学 先端科学技術研究センター教授
                                     
内 容: 「人間のコピー」を作ることに意味はない。しかし、クローン技術はガンなどの治療薬を創生したり、将来の食料危機を解決する可能性を秘める。バイオテクノロジーは、「生命や生体のメカニズム」を探求し、それを応用することで人類の幸福に寄与しようとする技術で無限の発展性を秘めている。
バイオ研究の世界的権威の講師が研究の最前線を解説。
高分子の超微細加工と応用 H14.11.17

講師:渡辺 敏行 東京農工大学 工学部助教授 

内 容: ここで言う「超微細加工」とは、3ミクロン以下のレベルの高分子の加工によって何ができるか。有機非線形光学材料の最近の動向と、講師がナノレベルで最微細な三次元フォトニック結晶の作製に成功した研究事例、高分子の高次構造制御、分子シンクロナイゼーションなどについて詳述。
テクノロジーマネジメントの考え方・進め方 H14.10.19

講 師: 古田 健二 潟tュージョンアンドイノベーション代表取締役

内 容: 新製品開発には発想(マネジメント)と行動(テクノロジー)の融合が不可欠。自社のコア技術の特定、技術のアウトソーシング、技術者マップの作成、マーケティングの研究開発への応用等を着眼点に、企業の技術を効果的に運用して、利益に貢献する新製品開発を促進するための技法を詳述。
新製品立上げ量産化の技術 H14.9.29

講 師: 日本能率協会コンサルティングの専門技術コンサルタントを招聘しています。

内 容: 新製品量産化にあたって、事前検討を十分行い、立上がりのスムーズ化を図る手法と手順と新製品量産開始時点に発生する問題を効率よく対策へ向けるための手法と手順を事例を交え詳述する
バーチャル・リアリティ(VR) ーサイバネティック・インターフェースー H14.7.27 

講 師: 廣瀬 通孝 東京大学先端科学技術研究センター教授 

内 容:VR研究の第一人者である講師が、VR技術を端緒として、高品位な仮想環境を広帯域ネットワークで結合することによって実現される空間共有システム、触覚インターフェースを始めとするマルチモーダルインターフェース、複合現実感・ウェアラブルコンピュータなど新しいコンテンツの研究を成果を詳述。
T O C(THEORY OF CONSTRAINTS) -制約条件の理論- 実践ガイド H14.5.19

講 師: 村上 悟  日本能率協会マネジメントセンター TOC推進部 マネジャー

内 容:米国で絶大な効果をあげているTOCは「現在から将来にわたって儲け続ける」と規定。従来、日本の製造業の改善活動は、生産現場を中心として進められた。しかし今や、こうした活動は企業力を向上させる決め手とはならない。最近日本でもTOCを導入した企業の成果も報告され、急速に関心が高まっているこの手法を事例を混え詳述。
バイオエネルギー  −BIOENERGY− H14,4.13

講 師: 山 地 憲 治  東京大学新領域創成科学研究科教授 国際応用システム分析研究所日本代表理事

内 容: 既に世界のエネルギーの1割以上を供給しているバイオエネルギー。自然エネルギーといえば太陽光・風力発電が注目され、バイオエネルギーの研究者でさえガス化やメタノールへの交換など個々の技術開発に専念し、全貌は知られていない。自然エネルギーのエースといわれるバイオエネルギーを地域、グローバルの視点から検証する。
原子分子極限操作技術 H14.3.10

講 師: 田 中 一 宜 オングストロームテクノロジー研究機構常務理事
                元経済産業省電子技術総合研究所材料科学部長

内 容: アモルファス半導体の構造形成論を進め、光電感度を十倍から1千倍上げる、といった画期的な材料特性に成功し、原子分子レベルで物の形成をコントロールするという大型プロジェクトを進めた講師が、エレクトロニクスのみならず化学産業、バイオ、環境を始めとする各産業に共通した基盤技術について詳述する。
―脳デバイス―
脳を創るブレインウェイ(脳道)  H13.6.13

講 師:松 本 元   理化学研究所 脳科学総合研究センター ブレインウェイグループ長

内 容:神経細胞の研究のためにヤリイカの飼育に初めて成功し、この神経興奮の機序を説明する世界的モデルを作
     り上げ、脳神経細胞の研究を通じ、コンピュータに最も遠いと思われていた心、即ち情動に関する学習と記憶
     のメカニズムから人に近いコンピュータの開発を目指す講師が研究成果を詳述する。
―新たなる技術立国の創造へ向けてー
工学技術は何をめざすのか  H13.4.21

講 師:原 島 博   東京大学 大学院工学系研究科 教授

内 容:IT革命、バイオ技術、環境問題・・・・・・。混沌と閉塞を切り拓くための未来への叡智「意志の時代」のビジョンを
     提案する。H10年から東京大学工学系研究科が標記タイトルを命題に取り組み、講師をはじめ江崎玲於奈・
     吉川弘之・村上陽一郎先生、佐波正一氏などの座談会や研究成果を取り纏め、このメインメンバーとして活動
     された感性情報「顔」の研究で第一人者である講師が詳述する。
−応用情報工学−
マルチメディアコンテンツ H12.12.16

講 師:安田 浩  東京大学 先端科学技術研究センター 教授 元NTT理事・情報通信研究所 所長

内 容:21世紀は、動画像を主体とするマルチメディアコンテンツの流通がネットワーク社会の中心となり、コンテンツ創
     生、流通および消費環境の整備が急務とされる。このため、マルチメディア技術を駆使した創造的活動啓発手 
     法、人に優しいインターフェース、情報流通ビジネス推進手法への展開などを詳述。
−技術開発の現状と今後の動向−
燃料電池 H12.11.26

講 師:本間 琢也  燃料電池開発情報センター(FCDIC)常務理事

内 容:エネルギーの効率的な活用、地球規模の環境の面から21世紀の発電システムとして期待される燃料電池につ
     いて、リン酸・溶融炭酸塩・固体電解質・固体高分子型の国家プロジェクトや企業における国内外の開発状況と
     今後の動向を詳述。
−Information Technologyー
IT時代の「課題達成型」目標管理 H12.11.25

講 師:浅江 季光  潟Pイコン代表取締役 中小企業診断士

内 容:「課題達成型」目標管理は、第一義には個人の役割を明確にし、ベクトルを合わせ企業目的を達成するための
     手段、第二義的には個人の成果を評価し、動機づけるための手段。長年のコンサルタント経験を持つ多くのコン
     サルタントが集い、その実践成果から生まれた手法を詳述。
−脳の活動の探索からアプローチするー
活き活きとした脳を作る 高速電子機能デバイス H12.9.10

講 師:岡部 洋一  東京大学 先端科学技術研究センター センター長

内 容:世界に先駆けて、高温超伝導物質を使ったトンネル型ジョセフソン素子の開発に成功した講師が、超伝導体を
     用いた超高速デバイスの開発、これを使用した超高速回路やデバイスの使い方を改良するためにニューラルネ
     ットワーク、特に環境とのやりとりを通じた自律的学習及び生体磁場から脳の活動について言及。
−Total Productivity Management−
TPマネジメント H12.8.6

講 師:齋籐 彰一  鞄本能率協会コンサルティング 取締役コンサルティング企画本部長

内 容:総合的生産性優秀賞(TP賞)に象徴される「顧客満足度を焦点に据えた超一流水準の商品競争力を創出し、連
     続的に革新し続ける企業体質を創り出す」T(企業または事業所の全ての機能と活動を)P(新しい概念による経
     営効率を飛躍的させるための)M(計画し管理する仕組みづくりとその運営)を事例を交え詳述。
−インターネット時代の「考える技術」ー
知の情報工学 H12.7.9

講 師:大須賀 節雄  早稲田大学 教授 前東京大学 先端科学技術研究センタ−長

内 容:情報とはいったい何か、情報をどう捉えるか、更に科学や技術はどうあるべきか、を考察し、そのために情報の 
     構造・体系を論じ、日本のソフトウェアの現状、インテリジェント化・大規模化するソフトウェア、AIなどについて考
     察する。
−ナレッジ・マネジメント・プラットホ−ム−
KP技法による開発技術力強化 H12.6.10

講 師: 鈴 江 歳 夫  (株)日本能率協会コンサルティング 常務取締役

内 容: 開発期間短縮、新製品の提案、研究・開発技術力の強化、技術者の能力強化ツ−ルとしてナレッジに着目し
      た技法が不可欠になっています。特に開発期間短縮にナレッジをどう活かすか?JMACが確立したITによる
      ナレッジ活用の仕掛けをどう展開するかKP技法導入の成果事例を交え詳述。
感性と設計  H12.4.8

講 師 : 吉村 忍    東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻 教授

内 容 : これまで設計目標は、殆どが性能と安全性、経済性のバランスを計りながら追求して来た。これからは従来
      の工学的尺度に加えて感性的な尺度をより的確に反映させるための新しい人工物設計法の構築が求めら
      れている。この感性に基づく人工物設計を実現するための方法論を詳述。
-Knowledge Management Revolution-
ナレッジ・マネジメント  H12.3.11

講 師 : 大 浦 勇三   大浦総合研究所所長
                  前アーサー・D・リトル(ジャパン)主席コンサルタント

内 容 : ナレッジ・マネジメントとは世の中あらゆるベスト・プラクティスを情報・知識・ノウハウ(知恵)の獲得・創出、
      編集・蓄積、管理・活用を通じて共有すること。
      21世紀は「一人当たりの知的資産規模」が競争力の基盤。これを実現する具体的なナレッジの策定や計画
      を米国・日本の事例を交え詳述。
日本発信技術
ナイトライドセラミックス  H12.2.27

講 師 : 一ノ瀬 昇   早稲田大学教授
                 前 鞄月ナ 技師長

内 容 : 日本発信技術といわれる非酸化物セラミックスの代表格であるナイトライドセラミックスの特性と応用につい
      て事例を交えて詳述。構造用・電子機能用などの現状と将来、魅力と期待など。
創造性を考える
研究開発マネジメント  H12.1.29

講 師 : 丸 山 瑛一   オングストロームテクノロジ研究機構常務理事
               前鞄立製作所研究開発推進本部技師長


内 容 : 撮像管「サチコン」や「ハーピコン」などの研究実績や「基礎研究費1パーセント論」で知られる講師が技術者
      に求められる創造性を考え、また技術も環境とエネルギー、環境とマテリアルなどという観点から見直し、研
      究開発マネジメント、創造性について事例を取り上げ詳述する。
−バーチャルリアリティ−
ロボティクス  H11.12.5

講 師 : 佐藤 知正   東京大学 大学院 工学系研究科 教授

内 容 : 必要な時に部屋の中にいる人間に支援や介護を行う人間共棲ロボットシステムやマイクロマシンの組立、
      細胞内小器官操作、光量子効果デバイスの制作などのように微妙な人工物や生体物などを対象とした知能
      ロボットについて研究成果と今後を詳述する。
コストダウンプランニング  H11.11.14

講 師 : 中 島 剛一    鞄本能率協会コンサルティング
                 チーフ・コンサルタント


内 容 : 特定領域だけを対象、担当者が持っている技術・知見の範囲内でのコストダウンになりがちな状況の中で、飛
      躍的な効果を上げるためにはコストダウンの限界を知りその限界に対して体系的・系統的に挑戦することを起
      点とした変革が必要。事例を交え詳述。
グローバル・ハウス・キーピング  H10.11.1

講 師:村 上 陽 一 郎    国際基督教大学 教授 元東京大学 先端科学技術研究センター長

内 容:グローバル・ハウス・キーピング(地球家政学)は問題解決に際して、決して唯一解を引き出さない考え方。実
     際の家庭をモデルに、家政学の発想から混迷する科学技術の指針を示す。人工物環境への新しい関わり方
     もこの発想を基に提唱する。