S&E公開セミナー


(選択科目)
S&E公開セミナー 2022年7月10日(日) 大阪会場の申し込みはここをクリックしてください。

S&E公開セミナー 2022年8月21日(日) 東京会場の申し込みはここをクリックしてください。

セミナー日程及び内容(選択科目)


◆東京会場 東京都中小企業振興公社:中小企業会館 8階C会議室
          ↑クリックすると地図が見られます。
      東京都中央区銀座2−10−18 Tel 03-3542-0121
      地下鉄有楽町線『銀座1丁目駅』 徒歩1分、
      地下鉄銀座線『銀座駅』・都営地下鉄『東銀座駅』 徒歩3分、
      JR『有楽町駅』 徒歩5分

◆大阪会場 ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階
          ↑クリックすると地図が見られます。
      大阪市北区茶屋町19−19
  Tel 06-6377-5577

◆講義時間 13:15〜16:50 (テーマに時間指定がある場合はそちらを確認ねがいます。)  

S&E公開セミナー(東京会場)開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2022年8月21日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121


テーマ:仮題:脳から考える心と体
        
講 師:大須 理英子 先生
    早稲田大学 人間科学学術院 人間科学部 教授
    
内 容:超高齢化社会をむかえ、生涯にわたって健康な生活を維持するためには、心身を包括的に制御する脳・神経系を健全に保つ必要がある。脳・神経活動の計測技術の向上やシステム神経科学による知見の蓄積により、脳・神経系には、変化する外界に柔軟に対応し、新たなことを学習したり、失われた機能を取り戻そうとしたりする力があること、またそのメカニズムが少しずつ明らかになってきた。そして、その知見を機能の維持や改善に役立てる応用研究が進んでいる。
講師は、システム神経科学のこれまでの知見と方法論をベースに、行動実験や脳計測、計算機実験などで意識にのぼらない心や身体の仕組みにアプローチし、脳や身体に介入する手法で行動や心的状態を修飾する研究を行い、右利きの実験参加者において、脳に特殊な刺激を与えることで左手を集中的に使用させることにも成功し、脳卒中等による片麻痺患者のリハビリテーションへの寄与に期待され、新たなリハビリのカタチを提案している。心と身体の機能を維持、回復、向上させる技術の開発について詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。


◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※懇親会は、感染者が急増していますが、現時点では開催を予定しております。
参加いただけます方には、追って状況を見て会場などをご連絡させていただきます。

S&E公開セミナー開催(大阪会場)のお知らせ

下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:2022年7月10日(日) 午後1時05分〜4時20分

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階11号室
    大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577

テーマ:発光するタンパク質の応用研究

講 師:永井 健治 先生
    大阪大学 産業科学研究所 生体分子機能科学研究分野 栄誉教授

内 容:光るタンパク質を使ったイメージング(可視化)技術の研究をする講師は、蛍光タンパク質、化学発光タンパク質の遺伝子を改変し、有用な機能を付与して生命科学研究に応用しており、電気を使わず夜の街を照らす発光生物から光る街路樹を作るなど、発光タンパク質を利用した解析、診断、照明、アート技術など未来応用に道筋をつけている。
アメリカ映画、『Men in Black』では、Will Smith扮するエージェントJが、秘密の道具「ニューラライザー」から光を照射して、エイリアンを目撃した人々の記憶を消去していきます。講師らの研究により光で記憶を消去するSFのようなことができるようになった。本研究により、記憶を長期間保つ、睡眠の機能の新しい細胞モデルを提唱し、記憶・睡眠研究の前進に貢献した。
 また、シナプスの異常は発達障害、外傷後ストレス障害 (PTSD)、認知症、アルツハイマー病といった記憶・学習障害だけではなく、統合失調症やうつ病の発症にも関与することが示唆されているため、本研究で得られた知見がそれらの治療法に広くつながることも期待されている。講師の発光タンパク質や未来応用、記憶と睡眠など詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。

◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
  E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※懇親会は、感染者数の減少、制限の解除などを鑑み、現時点では開催を予定しております。
 
「S&E公開セミナー」(東京会場)開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2022年6月26日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
     東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121

テーマ:若年・壮年者のキャリア形成
        ―国内・海外の視点から―
        
講 師:石田 顕示 先生
     東京大学 社会科学研究所 准教授
    
内 容:「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」を2007年から毎年行っている。この調査は、急激な少子化・高齢化や経済変動が人々の生活に与える影響を解明するため、日本で生活する若年・壮年層の働き方、結婚・出産といった家族形成、ライフスタイルや意識・態度などがどのように変化しているのかを探索することを目的としている。同一の人々に繰り返し尋ね続ける「パネル調査」という手法を用いている点に特色があり、同じ個人を追跡することにより、個人の行動や意識の変化を跡付けることができる。
今回、2021年調査を含む15年分のデータを用いて、(1)コロナ禍における健康状態の変容、(2)日本社会に対する希望の変化とその背景、(3)コロナ禍における雇用と収入、(4)家族介護の実態と影響、という4つのトピックを分析した。この分析結果について国内・海外を対比しながら詳細を解説する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
     「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。


◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
  E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※懇親会は、感染者数の減少、制限の解除などを鑑み、現時点では開催を予定しております。参加いただけます方には一週間前に状況を見て会場などをご連絡させていただきます。
 
「S&E公開セミナー」(東京会場)開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2022年5月29日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
     東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121

テーマ:感染症を悪化させる免疫応答の仕組み
        
講 師:原 英樹 先生
     慶応義塾大学 医学部 微生物学・免疫学 准教授
    
内 容:病原微生物などの外敵が生体に侵入すると、体内ではさまざまな受容体を駆使して微生物を認識し免疫応答を活性化させる。免疫応答には微生物の排除に機能するものや感染病態を増悪化させるものが混在している。
免疫応答は、一般的には感染防御に働くと考えられているが、近年の研究から病原細菌および新型コロナウイルスによる感染症を悪化させる炎症応答が存在することが明らかとなってきた。この炎症応答は病原性を示す微生物が感染したときに強く誘発されるが、その仕組みは詳しくわかっていなかった。講師は、この感染症を重症化させる免疫応答の仕組みと毒素産生の関連性を解明し、本年2月に国際学術雑誌に掲載された。この研究の成果は、抗菌薬など既存の感染治療法に代わる新たな治療法の開発につながることが期待されている。
この主題と共に感染免疫、サイトカイン、細菌学などについて詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
     「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。

◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
  E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※懇親会は、感染者数の減少、制限の解除などを鑑み、現時点では開催を予定しております。参加いただけます方には一週間前に状況を見て会場などをご連絡させていただきます。
 「S&E公開セミナー」・「見学会」(東京会場)開催のお知らせ

下記の通り、感染予防に傾注して開催させていただきます。
できれば多くの方々のご出席をお待ちしております。

開催日:2022年4月17日(日) 

@セミナー:午後1時〜3時

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
     東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121

テーマ:機械学習のためのヒューマンコンピューターインタラクション

講 師:五十嵐 健夫 先生

     東京大学 大学院 情報理工学系研究科 教授

内 容:ユーザインタフェースおよびコンピュータグラフィクスの研究をしている講師は、 ユーザインタフェース研究では、「ボタンをクリックすると何かが起きる」という現在の主流より、より柔軟で自然なインタラクションのスタイルを確立していくことを目標として研究を行い、 コンピュータグラフィクスの研究では、専門的なトレーニングを受けていない一般ユーザが、3次元モデルやアニメーションのようなメディア表現や、家具や衣服のような実世界で利用する人工物のデザインを手軽に行えるようにすることを目標として研究を行っている。この講師は、オンラインショッピングが普及するにつれ、オンライン上で試着室で鏡を見ているような感覚で、多様な体形や姿勢に対応した高品質な仮想試着手法を開発した。これにより、オンラインショッピングでより好みにあった商品を選択したり、ビデオ会議で身体を動かしても違和感のないように仮想的な合成表示したりすることが可能となる。これらの研究成果を詳述する。

A見学会:午後3時30分頃〜5時

会 場:野球殿堂博物館(東京都文京区後楽1−3−61 東京ドーム21ゲート右側)

年一回「競技者」と「特別」の両選考委員会で野球界の功労者を選出し「野球殿堂入り」として発表している。 また、肖像レリーフを格調ある雰囲気の中に掲額。 2?021年現在209名が殿堂入りしている。常設展示/プロ野球、アマチュア野球、野球の歴史のゾーンに分かれ、プロ野球12球団の現役選手の用具、WBC、プレミア12をはじめとする国際大会の資料、明治時代の野球用具などを展示し、野球の歴史と現在をわかりやすく紹介しています。また、新着資料や話題性の高い資料も随時展示。映像シアターでは、プロ野球や日本代表等の映像を120インチの大画面で上映しています。
企画展示室/企画展、特別展、ビデオ上映などを随時開催中です。

詳細は 野球殿堂博物館 - (baseball-museum.or.jp) をご確認ください。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。

◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
  E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※懇親会は、感染者数の減少、制限の解除などを鑑み、現時点では開催を予定しております。
 参加いただけます方には一週間前に状況を見て会場などをご連絡させていただきます。

S&E公開セミナー開催(大阪会場)のお知らせ

下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:2021年11月14日(日) 午後1時05分〜4時20分

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階11号室
    大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577

テーマ:3Dプリント金太郎飴技術でタンパク質危機を救う

講 師:松崎 典弥 先生
     大阪大学 大学院 工学研究科 応用化学専攻 教授

内 容:創薬や再生医療に役立つ三次元生体組織モデルの構築を目指し、がん患者個人に合った薬を探すために、がん細胞の体外培養などを行ってきた講師が「3?プリント金太郎飴技術」を開発し、和牛培養肉の生産を世界で初めて成功した。2050年には世界人口が97億人と予想され、タンパク質危機を引き起こすとの予測があり、代替タンパク質として植物由来タンパク質と共に期待されているのが培養肉で、これまでの培養肉は複雑な組織構造、例えば和牛の「サシ」などを再現することは困難でした。この研究成果により、望みの構造を有する培養肉を生産できるようになり、将来のタンパク質危機に対する解決策の一つと考えられている。また、食肉生産では大量の穀物や水、広大な放牧地確保のための森林伐採、家畜の糞尿・ゲップなどのメタンガスに起因するオゾン層破壊などの軽減に貢献できると言われている。これらを詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。

◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322


※懇親会は皆さまのご要望と感染状況の様子を見て開催の有無を決めたいと存じます。
セミナー開催日近くになりましたら、受講を予定されている方々に改めましてご連絡します。

 
「S&E公開セミナー」(東京会場)開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2021年10月24日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121


テーマ:食べられる建設材料?
      ―コンクリートのこれまでとこれから―

        
講 師:酒井 雄也 先生
    東京大学 生産技術研究所 准教授
    
内 容:講師は、廃棄食材から完全植物性の新素材の開発に成功した。この新素材はコンクリートの4倍近い曲げ強度を有し、原料の野菜や果物の色、香りや味を残すことも可能で、不可食部を含む植物性資源の有効活用や地球温暖化ガスの抑制に繋がると期待されている。また、建設材料の使用後には食用に供することを目的とした素材としての汎用性も期待されている。
また、大量に発生するコンクリートのがれきに廃木材を混合してコンクリートがれきのリサイクルに成功、セメントや樹脂などの接着成分を使わず触媒で砂同士を繋げる建材の開発など講師の研究を詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。

◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※通常、セミナー終了後に散策を行っていますが、現状の感染拡大を考慮して今回も見
送らせていただきます。

※懇親会は緊急事態宣言・まん延防止等重点措置などが解かれた時には開催したく存
じます。様子を見てセミナー開催日近くになりましたら、受講を予定されている方々に改めましてご連絡します。

※8月8日開催を日延べさせていただいた「微生物群集構造解析とは:ヒト腸内細菌から日本の漬物文化まで」は12月12日(日)に開催予定です。後日、改めましてご案内させていただきます。

「S&E公開セミナー」・「見学会」(東京会場)開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2021年8月8日(日) 

@セミナー:午後1時〜2時30分 →12月12日(日)に日延べとさせていただきます。


会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
     東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121

テーマ:ヒト腸内環境とバイオインフォマティクス


講 師:山田 拓司 先生
     東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系 准教授

内 容:バイオロジーで生まれた課題を、インフォマティクスを駆使して解いていくバイオインフォマティクスで第一線を走る講師は、ヒト常在菌の群集構造解析を通してヒトとその常在菌がどのように影響を与え合っているかを明らかにすることを目指しており、腸内に住む菌の研究で大腸がんの早期発見法が見えて来たという。これまでに、腸内細菌ボードゲーム「バクテロイゴ」の制作、成人男子は約2sの細菌が身体のどこでどんな生活をしているかを「ヒト細菌フローラルマップ」の製作、また「ぬか漬けたくあん」の製法や製造環境の違いが発酵微生物や成分にどのような影響を与えているかを明らかにした。ヒトとその常在菌や発酵に関わる微生物ゲノムなど詳述。

A見学会:午後1時〜5時 → セミナーが日延べとなりましたので見学会を実施しました。

会 場:
@NHK放送博物館(港区)
1956年に世界最初の放送専門ミュージアムとして「放送のふるさと」愛宕山に開館しました。日本の放送が始まってから90余年、放送はラジオからテレビへ、さらに衛星放送、ハイビジョン、デジタル放送へと大きく進歩・発展してきており、こうした放送の歴史に関する様々な実物展示を始め、誰もが自由に利用できる「番組公開ライブラリー」や「図書・資料ライブラリー」なども公開。

A港区立みなと科学館(港区虎ノ門3−6−9)
「まちに息づく科学の発見と探求」をコンセプトに常設展やプラネタリウムホールでの投影等を通じて、自分の周りにある、いつも目にはしているものの特に気にも留めていなかった様々な事象に、なぜ?を。
・気象庁・気象科学館(港区立みなと科学館2F)
気象や地震の観測機器や日本の自然を体感できるシアター、防災知識について学べる装置などを揃えています。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。


◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322


※懇親会は、緊急事態宣言の発出により今回は未開催とさせていただきます。
 
「S&E公開セミナー」・「見学会」(東京会場)開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2021年8月8日(日) 

@セミナー:午後1時〜2時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
     東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121

テーマ:ヒト腸内環境とバイオインフォマティクス

講 師:山田 拓司 先生
     東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系 准教授


内 容:バイオロジーで生まれた課題を、インフォマティクスを駆使して解いていくバイオインフォマティクスで第一線を走る講師は、ヒト常在菌の群集構造解析を通してヒトとその常在菌がどのように影響を与え合っているかを明らかにすることを目指しており、腸内に住む菌の研究で大腸がんの早期発見法が見えて来たという。これまでに、腸内細菌ボードゲーム「バクテロイゴ」の制作、成人男子は約2sの細菌が身体のどこでどんな生活をしているかを「ヒト細菌フローラルマップ」の製作、また「ぬか漬けたくあん」の製法や製造環境の違いが発酵微生物や成分にどのような影響を与えているかを明らかにした。ヒトとその常在菌や発酵に関わる微生物ゲノムなど詳述。

A見学会:午後3時〜5時

会 場:港区立みなと科学館(港区虎ノ門3−6−9)

「まちに息づく科学の発見と探求」をコンセプトに常設展やプラネタリウムホールでの投影等を通じて、自分の周りにある、いつも目にはしているものの特に気にも留めていなかった様々な事象に、なぜ?を。
プラネタリウムも見学する予定ですが、緊急事態宣言により予約の都合により場合によっては観内だけの見学となる場合がございます。予めご了承ください。

気象庁・気象科学館(港区立みなと科学館2F)

気象や地震の観測機器や日本の自然を体感できるシアター、防災知識について学べる装置などを揃えています。
上記の詳細内容はご案内文書に表示のURLをクリックしてご確認ください。
     
お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。

◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※懇親会は、緊急事態宣言の発出によりアルコール類の提供を自粛する旨の要請が出ており
今回は未開催とさせていただきます。
 
S&E公開セミナー(東京会場)開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2021年6月13日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121

テーマ:ソフトロボティクス

        
講 師:新山 龍馬 先生
    東京大学 大学院 情報理工学系研究科 講師
    
内 容:講師は、従来の「歯車でぎくしゃく動く金属製のロボット」のイメージとは全く異なる「動物に近いしなやかなロボット」を研究する。材質がソフトというだけではなく、つぶしやすい、伸びやすい、曲げやすい、バネっぽい、危なくない、可愛いロボットで、長い目で実現したいロボットは「生き物のように、成長したり、自己修復したり、増殖するロボット」を目指すという。
    また、欲しい乗り物をイメージしたポーズをとるだけで、ユーザーそれぞれの体格や乗り方に合ったパーソナルモビリティを開発した。これは風船構造で作られているため軽量でやわらかく、空気を抜いて折りたたむこともでき、手軽に持ち運びが可能。この研究を通じて、新しい形のモビリティの提案と誰もが自分に合った移動手段を獲得できるインクルーシブな社会の実現を目指し詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。


◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322


※通常、セミナー終了後に散策を行っていますが、現状の感染拡大を考慮して今回も見
送らせていただきます。


※懇親会はセミナーに受講される方にご意向を伺い、このご意向に添って決めさせて
いただきます。 懇親会開催の際には参加される方々に、後日にご連絡します。

 
S&E公開セミナー開催(大阪会場)のお知らせ

 当初、4月25日に予定しておりました下記のテーマですが、同月25日からの緊急事態宣言が23日に発出され、このため23日夜に会場閉鎖の連絡を受け、急遽、開催の日延べさせていただきました。
 このため開催日を改め、感染予防に傾注して開催させていただきます。
 できれば多くの方々のご出席をお待ちしております。
 

開催日:2021年6月27日(日) 午後1時05分〜4時20分
    
会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階11号室
    大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577

テーマ:環境汚染と健康、疾病
    ―大気汚染が新型コロナ感染症の発症、重症化をきたすメカニズム−


講 師:高野 裕久 先生
    京都大学 大学院地球環境学堂環境健康科学論専攻 教授、医学博士
    元 国立環境研究所 主任研究員、領域長

内 容:臨床医から研究者となった講師は、環境汚染物質が、特に免疫系や呼吸器系に及ぼす健康影響を研究し、今年2月4日にPM2.5が新型コロナウイルスの細胞侵入口を広げていることが世界で初めて解明して米国の国際学術誌「Environmental Research」で発表された。
この大気汚染が新型コロナウイルス感染症の発症、重症化をきたすメカニズムの一端とその他講師が研究する環境汚染と健康、疾病について詳述する。

 
「S&E公開セミナー」開催(東京会場)のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2021年5月9日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121


テーマ:激甚化する台風
    ―これからの台風とうまく付き合うには?−

    
講 師:筆保 弘徳 先生
    横浜国立大学 教育学部 気象学研究室 教授
    
内 容:気象学、特に台風を研究し、過去に甚大な被害をもたらした台風だけでなく、「もしも強い台風が首都圏を襲ったら」のように、実際にはまだ起きていない台風のシミュレーションも実現してきている講師は、世界初となる自然災害発生時(台風・豪雨・地震)の被害建物予測棟数をリアルタイムで公開するウエブサイト「cmap.dev」を開設した。この講師が、近年の台風は本当に猛烈化しているのか?、台風ハザードマップ開発とタイフーンショット計画などを中心に詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。


◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
  E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※通常、セミナー終了後に散策を行っていますが、現状の感染拡大を考慮して今回も見送らせていただきます。

※懇親会はセミナーに受講される方にご意向を伺い、このご意向に添って決めさせていただきます。 懇親会開催の際には参加希望される方々に、後日にご連絡します。

S&E公開セミナー開催(大阪会場)のお知らせ

下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:2021年4月25日(日) 午後1時05分〜4時20分

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階11号室
    大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577

テーマ:環境汚染と健康、疾病
    ―大気汚染が新型コロナ感染症の発症、重症化をきたすメカニズム−

講 師:高野 裕久 先生
    京都大学 大学院地球環境学堂環境健康科学論専攻 教授、医学博士
    元 国立環境研究所 主任研究員、領域長

内 容:臨床医から研究者となった講師は、環境汚染物質が、特に免疫系や呼吸器系に及ぼす健康影響を研究し、今年2月4日にPM2.5が新型コロナウイルスの細胞侵入口を広げていることが世界で初めて解明して米国の国際学術誌「Environmental Research」で発表された。
この大気汚染が新型コロナウイルス感染症の発症、重症化をきたすメカニズムの一端とその他講師が研究する環境汚染と健康、疾病について詳述する。

※セミナー終了後、開催を希望する方がおられれば懇親会を開催します。
 
「S&E公開セミナー」開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2020年12月6日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121


テーマ:安全・安心・持続可能な社会に資する光触媒の研究
    ―抗ウイルスとカーボンリサイクル−

    
講 師:宮内 雅浩 先生
     東京工業大学 物質理工学院 教授
    
内 容:本年10月5日に世界で初めて光触媒による抗コロナウイルスの効果を発表し、温室効果ガスを光照射で水素や化学原料に変換する高性能な光触媒の開発、軽量で安全な水素キャリア材料の開発、温室効果ガスを有用な化学原料に転換により低温活性で長寿命な触媒の開発など講師の最近の研究成果に基づく事例を交えて、自身の研究する光機能材料の開発、電気化学的な物質変換、メタン変換系の開発などについて詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。


◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※通常、セミナー終了後に散策を行っていますが、現状の感染拡大を考慮して今回も見送
らせていただきます。


※懇親会はセミナーに受講される方にご意向を伺い、このご意向に添って決めさせていた
だきます。 懇親会開催の際には参加される方々に、後日にご連絡します。


【 開催日程の変更とお詫び 】
 2021年新春講演・賀詞交歓会の開催を1月10日(日)とご連絡しておりましたが、会場の都合により翌日11日(月・祝)に変更させていただきたくお願い申し上げます。
 大変ご迷惑をおかけし申し訳ございません。当日の詳細は改めましてご案内させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 
S&E公開セミナー開催(大阪会場)のお知らせ

下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:2020年11月15日(日) 午後1時05分〜4時20分

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階11号室
     大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577


テーマ:仕掛学:人を動かすアイデアのつくり方

講 師:松村 真宏 先生
     大阪大学 大学院 経済学研究科 教授

内 容:コロナ対策に最適とマスコミや実践した企業などでいわれている「仕掛学」。工学系出身で仕掛学を提唱する講師は仕掛学を「人間の心理を読み、自然に行動を促し、問題を解決する学問」という。大阪駅で通勤ラッシュ時にエスカレーター混雑の解消のため階段に仕掛けた実証実験、バスッケットゴールが着いたゴミ箱、スーパーのレジ前にすごろく、大阪大学付属病院に最近設置された消毒器、その他の事例をもとに、我々が日常生活の中で無意識に選択したり、避けたり、誘導されたりする行動について仕掛学の観点から詳述する。

※セミナー終了後、開催を希望する方がおられれば懇親会を開催します。
「S&E公開セミナー」開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2020年10月25日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121


テーマ:AIによる想像力支援の可能性
    ―人と共生するAIの実現に向けて−

    
講 師:栗原 聡 先生
     慶応義塾大学 理工学部管理工学科 教授

内 容:今後の少子高齢化社会においては、人と共生できるAIの実現が急務であり、人がAIに対して親近感や安心感を感じ、間合いや気配りといった一体感を人とAIとの間で構築できることが重要となる。そのようなAIは高い自律性と汎用性がもとめられ、自律型認知アーキテクチャの構築を目指す講師が詳細を述べる。
 また、「2020年、もしも手塚治虫が生きていたら、どんな未来を描くだろう?」というコンセプトのもとに生まれたプロジェクト「TEZUKA2020」。
講師はAI技術部門を担当し、人工知能がどのように人のクリエイティブと連結するのか、どのようにAIが人をサポートできるのかということを分かりやすく示せるものとして実施し、「ぱいどん」のタイトルで漫画雑誌「モーニング」に掲載された。このTEZUKA2020についても触れる。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。

◎講義収録のDVDを必要な方はご連絡ください。
  E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※通常、セミナー終了後に散策を行っていますが、現状の感染拡大を考慮して今回も見送らせていただきます。

※懇親会は、セミナーに受講される方にご意向を伺い、そのご意向に添って決めさせていただきます。 懇親会開催の際には参加される方々に、後日にご連絡します。

 
「S&E公開セミナー」開催のお知らせ
 下記の通り開催しますので、できればご出席いただきたく存じます。

開催日:2020年8月23日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121


テーマ:危機管理とリスクコミュニケーション
    ―災害、感染症対策を中心に―

講 師:福田 充 先生
    日本大学 危機管理学部 教授
    内閣官房 新型インフルエンザ等対策有識者会議メンバー

内 容:新型コロナウイルス感染症、先日の九州地区を襲った水害および毎年のように被害を生んでいる風水害、大地震、火山噴火などリスク不安が増大しています。
人が朝起きてから夜眠るまでの一日の間、生まれてから死ぬまでの一生の間、リスクをマネジメントすることが個人の生活の行動原理となります。現代社会の危機管理を牽引するアクターは行政であり、企業である。この企業における社員の生命や生活を守るためには、現代社会におけるあらゆる危機を想定して対策を立てることが求められている。また、危機が発生した場合、その危機に関する情報を伝達し、対応行動を促すことで被害を最小限に食い止めるための情報伝達の過程を含めて、自然災害、感染症対策を中心に個人、企業などの危機管理のあり方、防御について詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。


※抗議を収録したDVDを必要な方はご連絡ください。
  E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※通常、セミナー終了後に散策を行っていますが、現状の感染拡大を考慮して今回も見送
らせていただきます。

※懇親会はセミナーに受講される方にご意向を伺い、このご意向に添って決めさせていた
だきます。 懇親会開催の際には参加される方々に、後日にご連絡します。
 

S&E公開セミナー開催のお知らせ

 下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:2020年6月21日(日) 午後1時〜4時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121


テーマ:感染症とヒトの遺伝的適応

講 師:大橋 順 先生
     東京大学 大学院 理学系研究科 生物科学専攻 生物学科 准教授

内 容:感染症の数理モデルを使用して、新型コロナウイルス感染症の発症者数の推移や対策に関する計算を発表し、「いいタイミングの警告」と称賛された講師が、今後の新型コロナウイルスの流行予測や日本列島人の起源を含めたアジア系集団の近縁関係、ヒトの進化史、遺伝子型と表現型との関係、病原体の進化、分子進化機構の解明など専門の人類進化遺伝学について詳述する。

お願い:感染予防のためマスクの着用をお願いいたします。
    「手指用洗浄ジェル」を用意しますので、入場の際にはご使用ください。


・*収録DVDを必要な方はご連絡ください。
  E-mail:kanribu@kakoukai.com FAX:03-6676-3322

※通常、セミナー終了後に散策を行っていますが、今回は見送らせていただきます。

 懇親会はセミナーに受講される方に事前にご意向を伺い、このご意向に添って決めさせていただき、開催の際には参加される方々に、後日にご連絡します。
 
「S&E公開セミナー」「街歩き」開催(東京会場)のお知らせ

新型コロナウイルスの影響により、以下は全て中止となりました。

開催日:2020年4月5日(日) 午前9時〜12時

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10−18

テーマ:感染爆発−インフルエンザパンデミック−

※街歩き:等々力渓谷 午後2時〜4時30分(予定)
     
※懇親会:「街歩き」解散後、希望者による懇親会を開催します。
・懇親会は2時間を予定しており、参加費は実費4,000円です。
「S&E公開セミナー」開催(東京会場)のお知らせ

新型コロナウイルスの影響により、当初から散策、懇親会は未開催にしていましたが、残念ながらセミナーも中止となりました。

開催日:2020年3月22日(日) 午後13時〜16時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10−18

テーマ:人工知能と人間社会 
S&E公開セミナー開催(大阪会場)のお知らせ

下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:2020年3月8日(日) 午後1時05分〜4時20分

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階10号室
    大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577


テーマ:マイクロプラスチックによる水環境汚染と私たちの暮らし

講 師:田中 周平 先生
    
 京都大学 大学院 地球環境学堂 准教授

内 容:プラスチックは1835年にフランスで発明され、我々の身の回りの生活を支えてくれている。しかし、軽くて耐久性が強い結果、環境中に放出されたプラスチックはいたるところで残存する。一部は生物に取り込まれ、我々に戻ってきているのかもしれない。琵琶湖、淀川、芦屋川また大阪湾などの河川や海洋での水質調査結果を紹介し、表層中でのマイクロプラスチック量や、魚の消化器官中のマイクロプラスチックについて講師の研究成果を基に詳述し、環境を維持していくには、我々の生活を今後どのようにしていくべきかを考える。

※上記セミナー終了後、希望者による懇親会を近隣の居酒屋で開催します。
 2時間程度を予定しており、実費参加費(¥4,000−)をご用意ください。
 
「S&E公開セミナー」開催のお知らせ

下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:2019年12月1日(日) 午後13時〜16時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10−18

テーマ:睡眠の科学

講 師:櫻井 武 先生
    
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 副センター長

内 容:脳は睡眠時に洗浄されてアルツハイマー病を防いでいるという新研究、世界で初めて日本が発売した画期的な不眠症治療薬、寝不足でたまる睡眠負荷とは何か、どう返せばいいのかなど、覚醒を制御する神経ペプチド「オレキシン」を発見し、睡眠・覚醒機構や摂食行動の制御機構、情動の制御機構を目指して研究している講師が、睡眠のメカニズム、脳の仕組みなどについて詳述する。

セミナー終了後、下記を実施します。
※散策:六義園のライトアップされた紅葉を散策(約1時間程度)
  日没が早くなり街中の散策が難しくなりました。都内有数の紅葉の名所である六義園を散策します。ライトアップにより朱色や黄金色に色づく木々が浮かび上がり、水面に映し出される幻想的な六義園の紅葉を楽しみたいと思います。

※懇親会:「散策」解散後、懇親会を開催します。参加は自由です。
 ・懇親会は2時間程度を予定しており、参加費は実費4,500円です。
 
S&E公開セミナー開催(大阪会場)のお知らせ

下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:2019年10月26日(土) 午後1時〜4時20分

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階
    大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577

テーマ:ソーシャルメディアの光と影

講 師:吉田 純 先生
      京都大学 大学院人間・環境学研究科 教授

内 容:ソーシャルメディアは我々の社会関係のあり方を大きく変えた。それは社会関係の「自由」という「光」を拡大したが、「自由」がゆえのリスクという「影」ももたらした。このソーシャルメディアでのつながりを社会学的概念の公共圏と親密圏に区分けして、どのような関係にあるのかmixi、LINE、Facebook等の具体的なサービス内容を例に挙げ、ソーシャルメディアの課題と展望について解説のうえ、親密圏と公共圏との相互補完的再構築がソーシャルメディアにおけるつながりが重要であることを社会理論を交えて言及する。

※上記セミナー終了後、希望者による懇親会を近隣の居酒屋で開催します。
 2時間程度を予定しております。

参加される方は実費参加費(¥4,000−)をご用意ください。
 
「S&E公開セミナー」開催のお知らせ
下記の通り開催しますので、是非、ご出席ください。

開催日:令和元年7月28日(日) 午後13時〜16時30分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
    東京都中央区銀座2−10−18


テーマ:イノベーションと組織
    〜イノベーションの成立と普及・定着に関する組織と市場の関係〜

講 師:首藤 禎史 先生
    大東文化大学 経営学部 教授

内 容:イノベーションは、その言葉の曖昧性だけでなく、その認識レベルや普及度合いによって捉え方も様々である。イノベーションの概念や捉え方について現代環境に適合する新たな理論仮設の手がかりとなるものを導き出すことを試みた講師が、ドミナント・デザインとデファクトスタンダードにおいてイノベーションないしテクノロジーの普及・流行、あるいはそのモデルとどのような関係があり、どのようにしてそれを理解して経営・マーケティングないしはプロモーション活動に活用するべきなのか、これらの問題について複合的な角度から事業戦略の何らかの指針となり得る示唆を見出すことを目指し、その包括的解釈と捉え方について詳述する。    

セミナー終了後、下記を実施します。

※散策:日本橋(高島屋、5月1日オープンの三越屋上庭園)、大手町・丸の内で渋沢栄一像・銀行玄関わきの「さわり地蔵」・三菱一号館美術館・平将門の首塚・ビッグオブジェなど、また数寄屋橋で岡本太郎作「若い時計台」・「はぐれっ子象」などを散策・見学。 
午後4時50分〜6時10分(予定)終了後、解散します。

※懇親会:「散策」解散後、希望者による懇親会を開催します。
・懇親会は2時間〜2.5時間を予定しており、参加費は実費4,500円です。
・開催場所:銀座SAKE HALL(サキホール)
      日本酒7蔵14銘柄の飲み放題、その他ウィスキー・カクテル・ソフトドリンクに季節の魚や夏野菜を特性ソースで丹能ください。
開催日:平成31年4月21日(日) 午前9時〜12時

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室

テーマ:「時間の使い方」を科学する

講 師:一川 誠 先生
    千葉大学 大学院人文科学研究院 行動科学研究部門 心理学講座 教授

内 容:時間は、時計で計る物理的時間と体験に基づく心理的な時間は違うと指摘し、それを科学的に分析する。身体の新陳代謝が上がっている時には時間がゆっくり過ぎて長く感じ、代謝が低い時は短く感じるという。時間帯によって不眠や糖尿病などの発症が進むともいう。実験心理学、人間の体験する時間の特性や時間心理学などを研究する講師が、実験的手法を用いて人間の知覚感知過程や感性の特性についても詳述する。

※街歩き:目黒天空庭園と縄文遺跡・蛇崩川をめぐる径 13時45分〜17時(予定)
 
2019年3月10日(日) 午後1時〜4時35分

会 場:(財)東京都中小企業振興公社 中小企業会館 8階C会議室
      東京都中央区銀座2−10―18 電話03-3542-0121

テーマ:人の無意識行動の分析と応用
      〜バイオメトリクスからじゃんけん必勝法まで〜

講 師:矢内 浩文  茨城大学 理工学研究科 電気電子システム工学領域 准教授

内 容:人間の情報処理や動作に関する研究、脳の情報処理に関する数理的研究、ヒューマンインターフェイスの操作しやすさの分析や改善方法などを研究する講師が考案した「じゃんけん必勝法」「1本のワイヤーで作る錯覚アート」「トリックアートラッピング自動販売機」などでTV,マスコミで報道され、また幅広い学外活動を行っている。この講師が、人間の無意識行動とは?、その分析と応用について詳述する。
2019年3月2日(土) 午後1時05分〜4時20分(受付開始12:50)

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階
    大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577

テーマ:高温超伝導とテラヘルツがもたらす未来予想図

講 師:掛谷 一弘 先生
    京都大学 大学院工学研究科 准教授

内 容:光と電波の間に位置する電磁波、テラヘルツ波は光の分解能と電波の透過性を兼ね備えているため、より安全で豊かな社会の実現に向けた重要な技術。高温超伝導体から作られたジョセフソンプラズマ光源を中心として、多彩なテラヘルツ波の放射・検出法と応用例を詳述します。
平成30年10月14日(日) 午前9時〜12時(今回は午前中の開催!)

東京会場:東京都中小企業振興会社 中小企業会館 8階C会議室

地球温暖化と我々の未来

講 師:江守 正多
     国立研究開発法人 国立環境研究所 地球環境研究センター 副センター長

内 容:地球温暖化の主な要因は人間活動である可能性が極めて高く、それによって猛暑の暑さや豪雨の雨量はかさ上げされている。今後も地球温暖化が進む限り、異常気象の頻度が増え、より激しい異常気象の記録が塗り替えられて行くと予想できる。この現実に日本社会また世界はどのように対応すべきか。将来の気候変動は、食料生産・水資源・エネルギー・生態系などの要素に大きな影響を与え、これまでは、気候変動が各々に対して及ぼす影響の評価は行われてきたが、これらの要素全体を人間活動のシステムとして総合的な影響評価を行うことが重要な課題である。また、防災・減災のあり方、脱炭素のビジョンなども加えて詳述する。
    
※街歩き:根津神社と谷根千(谷中・根津・千駄木) 午後1時30分〜4時30分(予定)
  ・ボランティアガイドの案内で根津神社、夕焼けだんだん(谷中銀座)、富士見坂、その他谷根千界隈を散策します。
      
平成30年6月30日(土) 午後1時05分〜4時20分

大阪会場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階
       大阪府大阪市北区茶屋町19−19 電話06−6377−5577

排水処理技術の発展と展望

講 師西村 文武
     京都大学 大学院工学研究科 都市環境工学専攻 准教授

内 容:健全な水環境の保全と創造を目指し、生物反応と物理化学的反応を組み合わせたハイブリッド水処理技術を開発した講師がその効果や水環境中での生態系変化、水質汚濁機構解明および保全技術や水処理技術の開発応用などの研究成果と今後の展望などを詳述する。

※上記セミナー終了後、希望者による懇親会を近隣の居酒屋で開催します。
  2時間程度を予定しております。
参加される方は実費参加費(¥4,000−)をご用意ください。
 
平成30年4月22日(日)  午前9時〜午後12時(今回は午前中の開催!)

東京会場:東京都中小企業振興会社 中小企業会館 8階C会議室

日本の火山活動と噴火予知 〜富士山噴火はあるか?〜

講 師藤井 敏嗣
     前火山噴火予知連絡会会長 NPO法人環境防災政策研究機構 環境・防災研究所長
     山梨県富士山科学研究所所長 東京大学名誉教授

内 容:草津白根山の噴火・蔵王の噴火警戒レベルのアップなど日本の火山活動を踏まえ、ピナツボ、セントへレズ、雲仙普賢岳、伊豆大島をはじめ国内外の様々な火山噴火調査プロジェクトで中心的役割を果たし、「ミスター火山学」として有名な火山研究の第一人者が、日本の火山活動・噴火予知の現状、地震・津波と火山との関連、防災、そして富士山の噴火の可能性などを詳述する。

*午後からは「街歩きの会」12:00から1時間昼食。
13:00〜「赤坂迎賓館」迎賓館の本館・主庭・和風別館等をガイド付きで見学。見学諸費用2000円程度。
17:00〜2時間程度、有志により近隣飲食店にて懇親会(参加費用は3500円を予定しています。) 
平成30年3月18日(日曜日)  午後1時05分〜4時30分

東京会場:東京都中小企業振興会社 中小企業会館 8階C会議室

錯視

内  容:脳がだまされる錯覚の世界やだまし絵の世界など錯覚のメカニズム研究で高名な講師が錯視について、錯覚を手掛かりに人の知覚・ 認識行動を数理モデルを通して理解し、それを日常生活での安全性
の向上やアート・エンターテインメン分野で応用する研究を詳述する。

講 師:杉原 厚吉 明治大学大学院 特任教授


◎セミナー終了後に、希望者による散策・懇親会を開催します。(3,500円程度)
平成30年3月10日(土曜日) 午後1時05分〜4時15分

大阪会場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階

股のぞき効果

内 容:視空間と体性感覚の相互作用(股のぞき視、自己誘導運動、直方向・垂直距離と姿勢の関係)や体制感覚による空間知覚(首・腕・全身の傾き、身体の運動とその速度、皮膚空間的時間的加重)視覚による空間知覚などの研究で光学的・身体的変換視野の効果(股のぞき効果)で「前かがみになって股の間から後ろ方向に物を見ると、違って見えることを調査したことに対して」第26回イグ・ノーベル賞知覚賞を受賞。この股のぞき効果を中心に講師の研究について詳述する。

講 師:東山 篤規(ヒガシヤマ アツキ) 立命館大学 総合心理学学部 教授
                          イグ・ノーベル賞知覚賞受賞
平成29年11月19日(日曜日) 午後1時05分〜4時30分

「ドローンによる産業革命がおきている」

内  容:飛行ロボットの研究開発、パイロットの操縦分析に関する研究を行い、次世代ロボット実用化プロジェクトで活躍し、ドローン研究で第一人者である講師が、現在起きているドローンによる産業での活用、大きな影響また、将来における活動分野、機会など詳細について詳述する。

講  師:鈴木 真二  東京大学大学院  航空宇宙工学専攻 教授
平成29年10月22日(日) 午後1時〜4時50分

「トヨタの製品開発」

内 容:トヨタでは、独自の製品開発システムである主査制度をとっている。この主査制度は一人の製品企画室主査が担当車種に関する全決定権と全責任ををもち、この所在を一元化するという、独自の製品開発体制である。製品開発プロセスは、企業内で語り継がれている経験と知恵、企業の文化があり、トヨタの企業文化や製品開発のあり方、長年の経験則であり不文律であるトヨタ主査制度の機能と運用方法などを、マーク〓・チェイサー・クレスタ・コロナに携わり制企画室主担当・主査を勤めた講師がその体験から製品開発の実像や戦略を詳述する。

講 師:安達 瑛二  豊田工業大学名誉教授,元トヨタ自動車(株)製品企画室主査,工学博士
平成29年6月25日(日) 午後1時05分〜3時45分

「グローバル3現主義が導く商品化プロセス」

内 容:
 1、パイオニアの商品開発の基本的考え方
 2、多くの世界初の商品市場導入のプロセスを複数の例を上げ説明
 3、厳しい競争下の中での商品力強化及び商品開発の効率化プロセス説明
 以上3ポイントを骨子の詳述。

講 師:黒崎 正謙
     元パイオニア(株)取締役、 現(株)ITファーム 顧問  
平成29年5月14日(日) 午後1時05分〜4時45分

「企業における新技術・新商品開拓事例と10年後を見据えた技術を考えるヒント」

内 容:2030年へ向けた企業を取り巻く環境変化のトレンドをヤマハでの中期技術戦略構築時の経験をもとに詳述。
環境変化が技術開発に与える影響(乗物業界を例に)乗り物以外も含め、外部環境から技術の方向性を見出す方法を詳述。
研究→事業部での商品化事例(自動運転ゴルフカー、電動商品)、大学との知能化技術の共同研究事例、部品メーカーの領域に入り込んだクレーム対応事例等々経験談。
企業が期待する技術者の能力・スキルもふまえ、これからの技術者やリーダーに期待されることについて詳述。

講 師:溝川 隆司先生
     元ヤマハ発動機竃{社技術企画部門・全社長期技術戦略担当
     現(株)リーディング・イノベーション技術アドバイザー顧問
平成29年3月20日(月・祝日) 午後1時10分〜4時45分

「スマートグリッドとは何なのか」
      〜その背景と狙い〜
 
内 容: 近年、スマートグリッドについて様々な取り組みが行われているが、その実態については理解が進んでいない。
大きく脚光を浴びるようになったのは、オバマ大統領が進めたグリーンニューディール政策の柱の一つが、スマートグリッドであったことからであった。しかし、グリーンニューディール政策は、巨額な公的資金が投入されたが、実態はみえぬままフェードアウトして行った。民主党政権下での戦争以外での景気浮揚策ともみなされているが、スマートメーター普及等で一定の効果を上げている。
 日本では、HEMS(home energy management system)・BEMS(Building energy management system)の導入促進事業や電力の民間参入等、ゆっくりではあるがスマートグリッド普及の個別要素は構築されつつある。
 本講習では、実態の掴み難いスマートグリッドを解説すると共に、その背景と狙いを解説していく。

講 師:山本 恵一
     オフィスワイズ代表 キヤノン電子株式会社 宇宙技術研究所 宇宙システム推進室 副室長
     テクニカルサポート株式会社 技術顧問 
平成28年10月10日(月・祝日)

*第1部
新たなビジネスを発掘するコツ
  −他社が気付かないビジネスの芽を発掘するための進め方−

内 容:新たなビジネスを発掘するコツ
    ・新規事業開発の特性
    ・環境分析から始めると他社と同じテーマに辿り着く
    ・他社が気付かないビジネスの芽を発掘する考え方と進め方
      について解説詳述する。

*第2部
シニア起業家養成講座“これから学園”の概要

    ・調和の取れたシニア・ライフとは
    ・人生経験者ならではのマイ・ウエイ・ベンチャー
    ・自分を基点に独創的ビジネスづくりを目指す
      について解説詳述する。

講 師:株式会社リーディング・イノベーション
     代表取締役 芦沢 誉三
平成28年6月19日(日)

転換期を迎えた自動車産業はどうなるか

講 師:山本 恵一
     オフィスワイズ代表 キヤノン電子株式会社 宇宙技術研究所 宇宙システム推進室 副室長
     テクニカルサポート株式会社 技術顧問

内 容:今自動車産業は大きな転換期を迎えている。一つは、エネルギーソースの多様化・自動走行・
     IOT等の技術革新によるもの。
     もう一つは、先進国市場の成熟・飽和と新興国市場の急激な拡大によるものである。
     本講演では、これらの背景と個別技術・市場変化等をベースに技術面においても自動車産業の
     未来について解説詳述する。 
平成28年4月24日(日)

ホンダとサムスンの技術経営と開発文化の特徴
   〓各社の成功事例と失敗事例に見る技術経営の重要性〓

講 師:佐藤 登 名古屋大学グリーンモビリティ連携研究センター 客員教授
          エスペック株式会社 上席顧問

講師紹介:1978年、本田技研工業(株)入社。1989年までは自動車車体の腐食防食技術の開発に従事。
1990年には(株)本田技術研究所の基礎研究部門へ異動。電気自動車用の電池開発部門を築き、自らLarge Project Leaderを務めるとともに、1993年にはManager業務も任務。
その結果、1997年に米国市場へ供給された世界初のニッケル金属水素化物電池搭載電気自動車の実用化に貢献、さらにはハイブリッド自動車用電池として現在最も注目され期待されているリチウムイオン電池のProjectも1999年には早々に立ち上げるなど、自動車用大型電池の研究開発では業界の中でも中心的な役割を遂行。
2001年に米国で結成されたAABC(Advanced Automotive Battery Conference)の国際会議に招待講演を受けるとともに、02年の第2回から04年の第4回までは先進電池SessionのChairmanも委嘱。
本田技術研究所・栃木研究所のチーフエンジニアであった2004年には韓国サムスングループのサムスンSDI・Vice Presidentへ転身。
2004年9月から2009年8月までの5年間は韓国水原市在住、その後、逆駐在の形で東京勤務。2012年12月にサムスン退社。
2013年からは名古屋大学・グリーンモビリティ連携研究センター客員教授、エスペック株式会社上席顧問。
平成27年11月15日(日)

新化=ななめ飛びイノベーションの実践

講 師:鈴木 稔(ジン)先生
     株式会社フューチャーマネジメントアンドイノベーションコンサルティング
     FMIC (Future Management & Innovation Consulting Inc.)
      チーフコンサルタント

内 容:本年新春講演『未来を切り開くSHINKA戦略と実践‐深化・進化・伸化・新化‐』の中の「新化」を掘り下げ実践します。
・新化=ななめ飛びイノベーションを起こすために
・それを組織の中で実現する為の取り組み事例
・実現する為の課題(内部と外部マネジメント)
・演習
平成27年10月12日(月・祝日) 

ビジネスプロデュース論 

講 師:岩本 隆
    慶應義塾大学大学院経営管理研究科 特任教授
    (株)ドリームインキュベータ 特別顧問

内 容:内 容:「現在、産業構造の変革に迫られている日本では、国も企業も新産業・新事業創造は喫緊の課題となっており、ビジネスをプロデュースすることの重要性が益々増しています。本講演では、「ビジネスプロデュースとは何か?」、「どうビジネスプロデュースをするのか?」、「ビジネスプロデュース人材(=ビジネスプロデューサー)を数多く生み出すにはどういう取り組みをなすべきか?」、といったことについて実例を交えながら詳述。
平成27年6月14日(日)

心地よい揺れとは?   
  ―エンジニアリングにプラス思考の感性を−

講 師:川島 豪  神奈川工科大学 機械工学科 教授 

内 容:「振動とか揺れという言葉からは対策しなければならないものというイメージが強
い。一方、同じ性質の音では騒音という対策を必要とするものもあるが、音楽という
人に優しい音もある。当研究室では、揺れにも音楽に相当する人に優しい揺れがある
のではと考え、「1/fゆらぎ」をもとにその性質を調べてきたので、その結果につい
て解説。次に、それを応用したアクティブロッキングチェア、心拍ゆらぎを
フィードバックするアクティブロッキングチェアを紹介。そして、人と機械の
心地よいインターフェイス構築を目標に、人が心地よさを求めて動いているときの特
徴についても調べてきたのでその結果を詳述。」
また、「間欠給電式バスの開発」をはじめ新しいヒューマンインターフェースを装備した、
人にやさしいメカトロニクス製品を開発しているその他の研究についても詳述。 
平成27年4月12日(日) 

神経医療を創るテクノロジー

講師:牛場 潤一 先生 慶應義塾大学 理工学部 リハビリテーション神経科学 准教授 

内容:脳卒中の後遺症では、脳の活動に異常があり、手の動きと連動しない。
講師が研究するリハビリ用装置は、患者が頭部にヘッドセットをかぶり、装具を手に付ける。
「こう手を動かしたい」と念じた脳波を読み取り、強制的にに手の筋を動かす。この装置を使う訓練を繰り返すことで、脳の活動が正常な状態に近づき、手の筋肉と徐々に連動していくことをいう。
現状の一般的なリハビリ装置は患者の動作を支援するのが主な役割で、体の機能を取り戻すのは難しい。
あきらめずに治すのを手伝う機械があってもいいと言う。これら最近話題の最新技術を詳述する。
ブレイン・マシーン・インターフェース(BMI)
平成26年12月7日(日)

折り紙工学から折り紙式3Dプリンターへ

講 師:萩原 一郎 明治大学 特任教授,東京工業大学名誉教授

内 容:折り紙は日本古来の文化だが、既に「オリガミ」として世界中で親しまれている。この技法を数学的に応用した「折り紙工学」は日本発のテクノロジー。これまでに車の衝突時の衝撃を吸収するエネルギーの吸収材や軽量で高強度の太陽電池パネルなどを開発。最新の成果は、紙で立体物を簡単に作れる折り紙式の造形法の開発。講師はこれを日本版「折り紙式3Dプリンター」と呼ぶ。紙で作れば安く早く立体物が作れ、質感や模様もたやすく入れられる。折り紙工学について詳述。
平成26年11月29日(土)(大阪会場)

耐震設計技術 ―壁柱工法の開発―

講 師:川瀬 博 京都大学 防災研究所 教授

内 容:近い将来南海トラフを震源域とする巨大地震が発生すると懸念されている。大地震の被害は住宅も深刻。講師は、壁柱工法と呼ぶ補強技術を開発した。木造家屋の柱の間に間伐材を敷き詰める工法で、1階の寝室など1つの部屋に限定して施せるのが特徴。1室だけなら従来の家全体を補強する耐震補強に比べて費用を数分の1の80万円程度に抑えられる。工事中も家に住み続けられる利点も。昨年の実験では震度7に耐えられることを確認。この工法や防災について詳述。 

平成26年11月3日(月・祝日)    

鳥類カラスを対象とした学習行動とその脳の仕組み
 

講 師:伊澤栄一 慶應義塾大学 文学部(心理学専攻)准教授
            論理と感性のグローバル研究センター

内容:(研究紹介)生物の”心”の進化に脳構造、身体デザイン、生態がどのように結びついているかを理解するのが大きな目標。
現在は鳥類カラスを対象に近縁種間の比較研究を進めている。多面的な切り口が得られるよう、実験室内外での行動実験・観察・神経科学実験(電気生理免疫組織化学など)野外調査などの手法を併用している。という講師が詳述する。

平成26年10月13日(月・祝) 午後1時〜4時50分

遺伝子組み換え植物の応用 −スギ花粉症治療イネ−

講師:高岩 文雄 先生 (独)農業生物資源研究所 特任上級研究員

内容:遺伝子組み換え植物で、消費者への直接のメリットを狙った新たな開発が進んでいる。花粉症は鼻水などの症状を薬で抑える治療法が主流。これに対し、花粉症の原因となる抗原を体内に入れて身体を慣らしアレルギーを起こさない体質を目指す減感作療法を狙う。抗原そのものの投与より副作用の恐れが少なく、大量に摂取できるため高い治療効果が期待される。医薬品として開発を目指す講師が詳述する。
平成26年9月7日(日曜日) 午後1時15分〜4時30分

原子力の医療応用  ―ホウ素中性子捕捉療法―

講 師 : 田 中  浩 基  先生
      京都大学 原子炉実験所 特定准教授
会 場 : 大阪会場ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階
      大阪市北区茶屋町19−19  電話 06-6377-5577

内 容 : 医療用加速器を活用し、次世代のがん治療法として期待される「ホウ素中性子捕捉療法
(BNCT)」の実用化に取り組んでいる講師が詳述。BNCTはまず、がん細胞に集積しやすいホウ素化合物を患者に投与。中性子線を当てると、細胞一つの大きさに相当する10マイクロメートル程度しか飛ばない放射線が発生。がん細胞のDNAを切断し、死滅に導く。ホウ素が取り込まれたがん細胞だけを攻撃し、正常細胞への影響が少ない。臨床研究では2012年3月末までに脳腫瘍で186件、頭頸部がんで114件の実績を重ね、2012年10月から治験が開始している。
平成26年6月8日(日)

昆虫科学から迫る次代のバイオミメティック

講師:教授 神崎 亮平 先生 東京大学先端科学技術研究センター

内容:生物が持つ機能や構造をものづくりに生かす生物模倣技術。身近な昆虫を手掛かりに、人間の脳の仕組みを解明するために、昆虫の機能を利用したロボットの開発を進めている。2009年カイコガの雄がフェロモンに誘われてメスのいる場所まで移動するのを真似てフェロモンに導かれて自動走行するロボットを開発し国内外の注目を集めた。カイコガの行動と脳にある神経細胞との関係を調べたデータは無償公開している。また理科離れを防ぐために小学生を対象に科学教室も開いている。
平成26年3月23日(日)  〔平成25年12月8日(日)から変更〕 

ニコニコ学会β

講師:江渡浩一郎 (独)産業技術総合研究所 研究員

内容:ニコニコ学会βは、特定の研究機関に所属していない研究者が独自の成果をセッションで語るインターネット時代に即した誰でも参加できる新タイプの学会。講師は、不特定多数な知識を出し合って新たな知を生み出す「集合知」を研究。「集合知」の実現の為に音楽家・坂本龍一氏らとコンサート会場にあるピアノをネット経由で大勢の人と演奏する実験を実施。学会や「集合知」について詳述。 
平成25年12月8日(日) 

モノづくり知のすすめ − 「モノ」財→「知」財→「心」財 −

講師:武田 英次 元(株)日立製作所 執行役常務取締役研究開発本部長・日立LSIシステムズ 代表取締役

内容:我が国は人口減少社会に突入し、今後予想される労働人口減少の中、豊かで安心な国民生活を維持していくためには、絶え間なくイノベーションを創出する「イノベーション創造立国」へ脱皮する必要がある。産業の付加価値を上流にシフトさせ、「技術」を通り越して「研究」そのものに向かわせている研究から生み出される「研究知」「モノづくり知」そのものが優劣を競う時代が来ている。研究から生み出された知が会社の富の源泉になる「研究経営」というパラダイムについて論じる。
平成25年10月14日(月曜日・祝)  

技術部門の部下・人材育成

講 師:細矢 泰弘 (株)日本能率協会コンサルティング
             RD&E革新本部 シニアコンサルタント
             早稲田大学大学院 創造理工学研究科 非常勤講師

内 容:部下や技術者・研究者のもつ潜在能力をいかに引出し、育てていくか、コンサルティング会社の多くのコンサルタントが持ち寄った豊かなケーススタディの集積をもとにケーススタディを紹介しつつ詳述。尚、質問も多く受け付けます。
平成25年7月15日(月・祝)

高速画像処理とその応用展開

講師:東京大学 教授 石川正敏

内容:研究の領域を脳から運動神経系や感覚神経にまで広げ、処理・動作の高速化をテーマに画像処理技術に取り組み、250ページの本を約1分で電子化できる超高速複写機や必ず勝つ「じゃんけんロボット」の開発、動き回る微生物や精子が止まって見える顕微鏡、その他新しいインターフェース技術を開発し56歳で2011年に紫綬褒章・島津賞を受賞した講師が超人技術について詳述。
 S&E公開セミナー
(大阪会場)
開催日:平成25年5月26日(日)  午後1時15分〜4時30分

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー13階

テーマ:―排熱を電気に変換― 熱電材料の開発
講 師:黒崎 健    大阪大学 大学院 准教授

内 容:原子炉の燃料性能評価の研究で分析手法を開発して日本原子力学会奨励賞を受賞した講師が、自動車や工場の排ガスに潜む熱エネルギーに変換する熱電材料の開発に取り組み、世界トップ級の成果を出している。これまで熱を電気に変換する効率は7〜8%の限界を2倍の約15%まで高めた。自動車のマフラーに組込めば、燃費を約10%改善できるという。米国の国際学会で日本人ではただ一人最優秀論文賞を受賞した講師が、何気なく捨てている身の回りのエネルギーをどこまで有効利用できるか、研究の成果と今後について詳述。
平成25年3月20日(水・祝)

役に立つロボットの実現に向けて

講師:東北大学大学院工学研究科 航空宇宙工学専攻 准教授 永谷圭司

内容:ロボットがプロペラを回転させながら飛び、噴煙が上がる火山に接近し、地上用のロボットを切り離して岩石の中を駆け巡り噴火の様子を刻々と伝える。マグニチュード9クラスの大地震が起きた後には3年以内に周辺の火山が噴火することが多い。この理由から探査ロボットの開発を急ぎSFの世界の実現に向け奮闘し災害ロボットで位置を把握するシステムやや凹凸を認識するセンサーなどを開発し競基宏賞を受賞した講師が詳述。
平成24年12月9日(日)

「見える化」技法

講師:正木 英昭  マサキ経営 代表

内容:「見える化」とは「マイナス情報」を一目でわかるようにして、管理・改革を迅速、効果的に実施すること。肝心なのは「見えた後」の管理・改革。そこですすめるのが、管理・改革をしやすい見える化。「しやすい見える化」とは異常・問題点が見えるだけでなく「原因」や「改革方向」まで見えてしまうという意味。効果的な一線に向けて豊富なコンサルティング経験から事例を交えて上手な仕掛け方を詳説。
平成24年11月18日(日)今回は大阪会場です。 

時 間:午後13時15分〜16時15分

会 場:ホテル阪急インターナショナル アプローズタワー 13階
    大阪市北区茶屋町19−19  電話 06-6377-5577

新型リチウムイオン電池の開発
  空気中でも安定な有機中性ラジカルの新展開:基礎学術と創電・蓄電デバイスへの展開
 
講師:森田 靖  大阪大学 理学部准教授

内容:正極にレアメタルのコバルトを使わない新しいタイプのリチウムイオン電池を開発した。
正極に使用の化合物は分子の結合や電子状態から合成することは不可能とされていたが、講師の研究で生み出されたもの。この化合物を使った新型リチウムイオン電池や太陽光パネルの実用化について詳述。
平成24年10月8日(祝・月曜日)

ヒッグス粒子

講 師:広瀬立成 早稲田大学理工学術院総合研究所教授

内容:今年7月4日、スイス・ジュネーヴでヒッグス粒子と考えられる新粒子の発見が発表された。ピーター・ヒッグスらが理論的に予言して以来、世界中の科学者が50年近く探し続けた、最後の素粒子がついに見つかった。ヒッグス粒子は、真空中に充満し、物質に質量を与え、この宇宙を誕生させたとされ、神の素粒子ともよばれる。ヒッグス粒子とは、そもそもどのようなものか、そしてこの発見がどのような意味を持つのか?など詳述。
平成24年7月16日(月・祝日)

「不注意」の心理学

講 師:山下 富美代 立正大学 名誉教授 元 警視庁 科学捜査研究所 心理職技師

内 容:ヒューマンエラーは、注意のコントロールが機能しないことから起こる。言い換えると、不注意が事故を引き起こす。なぜ人は不注意な状態になるのか。日常的な「不注意」とは「注意しないこと」「用心しないこと」「気を付けないこと」のような「注意」の対立概念として捉えているが、心理学的な観点からは、このような捉え方は好ましくない。心理学では「注意」をどのように捉えているのか。認知心理学研究の第一人者である講師が不注意の心理学的メカニズムを分析する。
平成24年5月13日(日曜日)
   
ものづくり組織能力

講 師:佐々木 久臣 東京大学大学院経済学研究科特任研究員、前いすゞ自動車叶齧ア取締役

内 容:東大流ものづくりの要諦は、「設計情報転写理論」を基盤とした「ものづくり組織能力の構築」と、サービス業までも包含する開かれたものづくり。「設計情報転写理論」では「製品とは顧客価値を持つ設計情報が媒体(素材)に転写されたもの」。また、製品開発とは設計情報の創造、生産とは設計情報の媒体への転写、購買とは媒体の入手、販売は設計情報の顧客への発信を意味する。従って、「正確でよどみない設計情報の流れ」をつくることが、ものづくりの要諦としている。この東大流ものづくりの視点に講師の経験を加え、ものづくり組織能力について詳述する。
平成24年3月31日(土曜日)

地球外生命体を探る
 
講師:関根康人  東京大学 大学院新領域創成科学研究科 複雑理工学専攻 講師

内容:「宇宙には地球以外にも生命を宿す惑星は存在するのか?」の研究は、地球の解明から始まり、生命を育む惑星の条件を解き明かし、地球と似た環境の惑星を見つけ生命の可能性について考察する。
土星の衛星タイタンの大気成形時期を実証し現在火星の解明研究も進め「地球以外の惑星で生命体を発見できれば、地球人の自覚が芽生え、その時に本当に意味での世界が一つになれる気がする」という講師が詳述する。 
平成23年12月4日(日)

ゲーム理論と実験

講師:船木 由喜彦  早稲田大学政治経済学部教授 理学博士

内容:「ゲーム理論とは」「ゲーム理論と実験」「オークションと戦略の支配」「囚人のジレンマとナッシュ均衡」「3人の交渉と協力ゲーム」最近はノーベル賞も受賞した「実験経済学」の分野とも近いのでその内容も含みます。 
平成23年10月10日(祝)

技術部門の組織マネジメントのあり方

講師:日本能率協会コンサルティング 人材組織開発グループ
   チーフコンサルタント 伊藤 冬樹

内容:技術管理者として管掌する部門をまとめあげ、業務をスムーズに遂行して成果を上げていくか。多数の企業を指導し、事例が豊富な講師が、考え方と方策について詳述する。
平成23年6月26日(日)

首都直下・東海・東南海地震の地震像と被害想定

講師:都司 嘉宣(つじ よしのぶ)東京大学地震研究所 准教授

内容:日本は4枚のプレートの境界に位置しており、何時でも、何処でも、巨大地震が起こる可能性がある。文科省「首都直下地震防災・減災特別プロジェクト」のメンバーである講師が地震研究の現状や明治以降の5つの巨大地震、東日本大震災などから、近い将来起こる可能性が高いと言われる首都直下、東海、東南海・南海地震の三連動地震の可能性や地震像と被害想定、防災対策などを述べる。
平成23年5月15日(日) 
時 間:午後1時〜4時50分
会 場:(財)東京都中小企業振興公社 ←場所が変更になりました。ここをクリックすると地図が見られます。

超電導応用の未来予測

講 師:下山 淳一 先生(東京大学 大学院 工学系研究科 准教授)

内 容:本年は超電導現象がKamerlingh Onnesの報告からちょうど100年にあたる。超電導応用の大きな展開への手応えが感じられるようになった現在の視点から超電導の特徴をまとめ、電気工学・低音物理・材料工学・機械工学・電子工学・低音工学などの幅広い分野での応用例など超電導応用の未来について詳述する。  
平成23年2月27日(日)
時 間:午後1時〜5時(従来より30分早く開催させていただきますのでご注意ください)
会 場:東京八重洲ホール

脳とグリア細胞

講 師:工藤 佳久
    前 東京薬科大学教授、文部科学省特定領域研究「グリア・ニューロ回路網にる情報処理機構の解明」班代表

内 容:脳の情報処理に関わる細胞といえばニューロだった。しかしニューロ以外にも情報処理に関わる細胞群があることが分かってきた。グリア細胞である。人の脳にはニューロの約10倍もグリア細胞が存在するといわれている。最近の研究により、グリア細胞がニューロとは違う方法で脳機能の発現に関与していることがわかってきている。では、グリア細胞はどんな働きをしているのか。 
開催日:平成22年12月5日(日)

創造活動を支援する情報技術と阻害する情報技術

講 師:堀 浩一 先生
      東京大学 大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻教授

内 容:発想支援、システムの自律化、大規模問題、設計、データベース、ソフトウェア、知識発見、学習など広範囲の問題を題材に、柔軟な形式の知識情報を処理・伝達する方式を確立し、また人間の知的活動を深化することによって、新しい人間・機械関係に基づく知的な情報処理の理論と応用を研究する講師が、創造活動を支援する情報技術および阻害する情報技術について詳述する。
平成22年11月14日(日)

日本の技術と心
    ―伝統を現代のテクノロジーに生かす―

講 師:魚森 昌彦  理化学研究所 監事
    元 東レ・ダウコーニング且キ行役員 新事業・電子材料事業本部長

内 容:日本の伝統技術の奥には、先端技術の芽が豊富にあり、これからの産業のヒントになる宝が豊富に眠っている。日本の伝統技術と、日本人の心をふり返りながら、これからの技術開発とその背景となるものづくりの心、さらには経営のあり方について提言する。 
日付変更:平成22年9月12日(日)

水ビジネスの現状と展望 ―水メジャーの戦略・日本としての課題―

講 師:服部 聡之 先生  潟Gンビズテック 代表

内 容:昨今、水ビジネスに関する報道が新聞・テレビ等で取り上げられている。その背景には、欧米に学び、戦後急速に普及した上下水道が建設後半世紀を経て老朽化し、更新のタイミングを迎えようとしていることがある。日本では上下水道は法律上地方公共団体が経営することとされている。ところが、海外ではイギリスのように完全民営化されている国やフランスのように民間企業が主体となり事業展開している国もある。それら外国の民間企業(水メジャーと呼ばれている)が日本やアジアをビジネスチャンスとして進出してきている。そうした海外勢の動きに対して日本ではようやく産官学をあげて「水チーム・日本」として取り組みが始まった。水メジャーの戦略、日本としての課題について詳述。 
 
平成22年8月8日(日)

会 場:東京都中小企業振興公社
未然防止の原理とそのシステム ―品質危機・組織事故撲滅への7ステップ―

講 師:鈴木 和幸  電気通信大学 大学院 情報システム学研究科 教授

内 容:1件の重大なトラブルの陰には「かすり傷」や「ヒヤリ・ハット」が存在する。これらは、トラブルの影響は小さいが根本原因は同一であり、“インシデント”とも呼ばれる。これらインシデントの情報分析・兆候観測により事前に将来の重大なトラブルを予測し、事前のアクションにより未然に防止しなければならない。この未然防止を図るための考え方と、実践のための7つのステップを示す。